ガルシアです。
昨日のブログでこんなことを書きました。
そうなってしまったら、 どんなに明らかな事実が目の前にあったとしても、 もはやそれを論理的に考えることが 出来なくなってしまいます。 理由や理屈ではなく、 「そう決まっているからそうなんだ」 という頑なな感情に押し流されて、 自分でもなにが見えなくなっているのかさえ、 分からなくなってしまいます。
「〇〇だからしょうがない」と思ったら思考停止です - ワクワクで行こう♪～心の方程式～
人は洗脳されてしまうと、
理性的な判断ができなくなってしまいます。
「そう決まっているからそうなんだ」
「そういうものなんだ」
自分がなぜそう感じているのかの
明確な理由も分からずに、
頑なにその思考に固執してしまいます。
そこに明確な理論や科学的な裏付けはありません。
理性的な判断ができなくなる、
ということは、
感情的な判断に流されてしまう、
ということです。
「なんとなく生理的に逆らえない」
あなたがそう感じたら、
それが洗脳されている証拠です。
たとえば、
僕らは歯を磨かなくても死にません。
顔や髪を洗わなくても、死にません。
特に「しなければいけない理由」は
ありません。
もちろん知識としての「する理由」は
たくさん知っています。
でも、もはや理屈を超えて、
「やらなければ気持ち悪い」
という状態になっているはずです。
もしも仮に誰かが、
「歯を磨かなくても虫歯にならないよ」
と言って、
毎日磨くことと虫歯になることの間には、
なにも相関関係が無かった、
という科学的なデータを持ってきて、
しかもそれが世界的な常識になっていたとしても、
「磨かないと気持ちが悪い」
という心の部分は変わらないはずです。
気持ちが悪いから今さら変えられない。
つまり《気持ち》が悪いのですから、
あなたは磨くか磨かないかという判断を、
頭ではなく《気持ち》
つまり感情でしている、ということです。
あなたが科学的根拠を見ても、
今さら習慣を変えられない《理由》は、
頭や理性ではなく、
心や気持ち、感情にある、ということです。
歯磨きも洗顔の習慣も、
しくみで言えば《洗脳》の一種です。
でもそれはもちろん、
わたしたちが幸せに生きていくために、
子ども時代に植え付けられた
《思い込み》《習慣》という名の洗脳です。
良いとか悪いとかではなく、
洗脳されると人は理性的な判断が
できなくなってしまいます。
生理的にそこに逆らうことが
できなくなってしまいます。
データから冷静に状況を判断することが
できなくなってしまいます。
目の前に数字があっても、
生理的に感情がそれを拒否してしまいます。
洗脳された人がなかなか洗脳から解けないのは、
セルフイメージが変わってしまうからです。
洗脳によって、セルフイメージを
変えられてしまっているからです。
まだ日が浅ければ、
そこまで深く洗脳されていないので、
比較的容易に目が覚めることもありますが、
何か月も繰り返し植え付けられて、
半年以上も経ってしまったら、
なかなか洗脳を解くことが、
難しくなってしまいます。
ましてや洗脳されていることに、
自分から気がつくことは、
ほとんどできなくなってしまいます。
「わたしは〇〇が怖い人」
というセルフイメージになってしまったら、
そのセルフイメージに沿った行動が、
その人にとって自然な行動であり、
そのセルフイメージに逆らうような行動は、
感情的にも生理的にも、
受け入れられなくなってしまいます。
そうなってしまったら、もちろん、
同じセルフイメージ以外の人のことが、
理解できなくなってしまい、
その人たちを拒絶するようになってしまいます。
人間なら誰しも好き嫌いがあります。
なんとなく嫌いな人とか、
生理的に無理だな、と思う人はいます。
それ自体は自然なことです。
でも、特に根拠もなく、
あるイデオロギーや考え方に対して、
ただの好き嫌いではなく、
生理的な、感情的な拒絶感が出てきたら、
あなたのその部分は、
洗脳されている可能性が高いのです。
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