ガルシアです。
「人生の責任はすべて自分にある」
「全部わたしのせいだ」と、
「全部わたしが悪いんだ」ということは、
セルフイメージに与える影響がまったく違います。
起きている出来事の責任はすべて自分にあるのだ、
とは、自分の人生の責任を自分で取る、
ということです。
それは、自分の良し悪しや正誤や
善悪を考えることではありません。
自分の人生の責任を取ることが、
自己犠牲や罪悪感の元になってしまうのなら、
せっかくの責任感も本末転倒です。
「全部自分のせいだ」と考えてしまうことが、
自分のせい＝私が悪かったんだ、
と考えてしまうことになるのなら、
それは「わたしの人生の責任はわたしにある」
という本来の意味とは、
まったく別のものになってしまいます。
起きている出来事の責任は、
すべてあなたのせいですが、
それは「あなたが悪い」
ということではありません。
責任を引き受けることと、
自分が悪いと考えることは、
まったく違います。
「わたしが悪い」と考えるのは、
相手を悪者にしたくないからです。
自分が悪いことにして、
その場を治めようとしているだけです。
正しいか、間違っているか、
良いか悪いか、という二元論で、
目の前のことを判断しているだけです。
いくら自分自身を善悪でジャッジしても、
それであなたの未来が変わることはありません。
善悪や良し悪しで自分を裁き続けることは、
とてもしんどいし、
なによりもあなたのセルフイメージに、
「わたしは悪い人」
「わたしはいつも間違えてしまう人」
という刷り込みを作ってしまいます。
すべてはじぶんの責任だ、と考えることは、
「未来はすべて自分の手の中にある」
ということを実感するということです。
起きた出来事をたとえどんなに
人のせいにしてみたところで、
未来や状況が変わることはありません。
あなたが今の状況を変えたければ、
あなたが未来を変えていくしかありません。
他人のせいにしたところで、
あなたの未来が変わることはありません。
自分が原因ならば、
あなたは自分で未来を変えることができます。
現状を冷静に分析し、
今の自分にできる有効な打ち手を、
客観的に考えることができます。
「人生の責任はすべて自分にあるのだ」とは、
あなたの未来へのイメージと行動次第で、
未来はどうにでもなる、ということなのです。
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