ガルシアです。
わたしたちが目の前の事に夢中になったり、
楽しんだりしている時、
人はわりと傷つきにくい状態になっています。
《傷つく》という状態に、
なりにくい心理になっています。
わたしたちが傷ついてしまうのは、
《ふと我に返った時》です。
傷ついたとき、人は立ち止まって
今の自分の心を感じています。
《関心》が自分の心へ向いています。
傷つく、とは
《ある出来事を自分の心が
そういう風に受け止めてしまった》
という事です。
「傷ついてる」という状態は、
自分の心と向き合っているからこそ
起きる現象であって、
あなたが自分の心と向き合っていない時、
つまりあなたが未来に夢中になっている時には、
起きません。
前を見て夢中で進んでいる間は、
わたしたちは《傷つく》
という心の状態にはなりません。
あなたを夢中にさせる楽しさや、
あなたが夢中になってしまう情熱が
あなたが傷つかないための一番の心の免疫力です。
あなたの関心が心の内側へ向かわず、
自分の未来に夢中になったり、
目の前のことを楽しめる心の質になっていれば、
あなたの心に傷ついているヒマはありません。
それでももちろん傷つくことはあります。
どんなことが起きても
いつも楽しいと思える、
なんてことはありません。
それでは人の心を失ってしまいます。
大切なことは傷つくことを
《良くないこと、悪い状態》だと思って、
「早くなんとかしなきゃ」と思わないこと。
あなたが、起きた出来事をそう受け止めた。
そして、その時の自分の心を感じた時に起きる
ひとつの現象だ、ということです。
そう感じてしまった、
傷ついてしまった、というのが、
あなたの今の感受性なのです。
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