ガルシアです。
昨日は大阪でマスターコースだったのですが、
そこで出たセルフイメージの話を書いてみます。
別に放置されたわけでもなく、
親に大切に育てられたのに、
なぜか自分のことを大切に思えない人がいるのは、
なぜなんでしょうか、という質問でした。
よく聞いてみると、
ちゃんと大事に育てられたはずなのに、
自傷行為があったり、
周りに心配させることばかりして、
なぜか自分をあまり大切にしていないように、
見える、と言います。
これはセルフイメージが原因です。
セルフイメージとはこのブログでも
何度も書いているように、
《自分で自分のことをどう認識しているのか》
という事ですが、
人間が自分のことを認識するためには、
周りの人がその人をどう扱っているのか、
ということが大切な要素になります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、
セルフイメージがありません。
だから自分のことをどう認識すればいいのかは、
分かりません。
もちろん自分のことばかりではなく、
周りのモノや人のことも、
どう認識すればいいのか分かりません。
たとえばおじいちゃんが床の間の壺を、
いつも磨いて大切にしていたら、
「あれは大切なものなんだな」
と認識します。
親がなにかを大切にしていれば、
「あれは大切なもの」
なにかをぞんざいに扱っていたら、
「あれはぞんざいに扱っていいもの」
だと認識します。
だからお母さんがお父さんを
ぞんざいに扱ってしまったら、
その子にとっては、お父さんは
《ぞんざいに扱っていい人》
になってしまいます。
そうやって子どもは周りのモノや人を、
学習して認識していきます。
もちろん自分のことも同じです。
自分を大切に扱われたら、
「これは大切なものなんだな」
と自分のことを認識します。
ではなぜ親に大事に育てられたはずなのに、
自分のことを大切だと思えないのでしょうか。
それは、
もしもその子の親がその子のことを、
いつも何かにつけて心配していたら、
その子はちゃんと扱われたとおりに、
《いつも心配させてしまう子》
に育ってしまうからです。
親から過保護に面倒を見られたら、
その子のセルフイメージは、
《面倒を見てもらわないといけない子》
になってしまいます。
いつも世話を焼かれて心配されていたら、
《いつも心配されてしまう子》
つまりその子のセルフイメージが、
《親から信用、信頼されていない人》
《一人でちゃんとできない人》
になってしまうからです。
信頼されていない、
信用されていない、
いつも心配されて、
ちゃんとできない人扱いされてしまう、
そんな人だと自分のことを認識してしまったら、
その子は無意識のうちに
自分にダメ出しをしてしまって、
自分のことをダメな人扱いしてしまい、
自分のことを大切に扱えなくなってしまいます。
親自身は大切に育てたつもりでも、
じつは親自身のエゴで、
あれこれと世話を焼き、
構いたいように構っただけなら、
その子は自分に誇りを持つことはできません。
いつも心配ばかりされていたら、
自分のことを信用したり、
自分に対する信頼感を育てることはできません。
大事にする、大切にする、とは、
世話を焼くことではなく、
その子自身が大切な存在なのだと
本人に認識させてあげることです。
これは大人になっても同じです。
だから、無意識のうちに、
自分のことを日頃どう扱っているのか、が
あなたのこれからのセルフイメージを
作り出していくのです。
◇今後のセミナー予定◇
◇月額会員制のご案内◇
・1Dayセミナーのフル動画が30本以上見放題!
・心の方程式を学ぶならまずはここから
・月に一度直接あなたの質問にお答えします。
・次回は8月5日(木)20時から!
・登録後30日間無料、退会はいつでも自由。
あなたのお越しを心よりお待ちしております。
↓ ↓ ↓ ↓
↓↓↓ポチっと応援おねがいします♪↓↓↓
ワクワクで行こう♪~心の方程式~音声教材&DVD
「ワクワクで行こう♪」のダイジェストをお話しています