ガルシアです。
先日こんな記事を書きました。
なりたい自分をイメージする時の、
注意点を書いたのですが、
今日は少し違う角度から書いてみます。
わたしたちは過去のことを思い出すときには、
《その時の自分》の視点で思い出します。
自分が見た景色や感じた感覚とともに、
《自分からの視点》で思い出します。
でも《なりたい自分》をイメージする時には、
つい《自分の視点》ではなく、
《自分の姿》をイメージしてしまいます。
あなたが自分自身を見ているような視点です。
でもそれは第三者の視点です。
どんなにそんな自分になりたくても、
あなたが自分自身を見るような日は、
絶対に訪れません。
《なりたい自分をイメージする》とは
そうなった自分を客観的にみるのではなく、
あなた自身が
「もしそうなったらどんな感じがするのかなぁ」
と妄想する、ということです。
現在地をA地点として、
なりたい自分になった場所をB地点とすると、
A地点からB地点を見るのではなく、
B地点になっている自分自身として、
「どんな感覚なのかなぁ」
と想像するのです。
文章で書くと面倒くさいように感じますが、
じつはこれは日頃から誰でもやっていることです。
「あそこのラーメン屋美味しかったなぁ」
「また行きたいなぁ」と思っている時、
あなたのイメージは
《ラーメン屋でラーメンを食べている自分自身》
になっているはずです。
客観的に見ているのではなく、
食べた時の記憶とともに、
《食べている自分自身》として
イメージしているはずです。
潜在意識に届けたいイメージは、
《なりたい自分》のイメージですから、
その自分になっているところを、
客観的に外から見るのではなく、
《そうなっている自分自身》として
イメージしなければ意味がありません。
「こんなふうになってみたいな」
「あんな感じになってみたいな」
と思ったら、その次に、
「もしもそうなったとしたら、
どんな感じがするのかな」です。
ラーメン屋でラーメンを食べているところを
一所懸命イメージすると、
ラーメンが食べたくなって、
ラーメン屋にたどり着くことができます。
そうやって夢が叶います。
ではありません。
ラーメンを食べたいから、
そこで食べているところを、
いつもついイメージしてしまって、
早くたどり着きたくなるから、
夢が叶うのです。
明日に続きます。
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