ガルシアです。
イメージのしかたについて、
よく聞かれることなので、
基本的なことですが、
ちょっと書いてみます。
あなたがイメージしたことに、
もしも感情が湧いたなら、
そのイメージは、
潜在意識に届いています。
潜在意識にイメージを届けたければ、
あなたの感情が湧いていることが、
最低条件です。
もちろん、
「潜在意識にイメージを届けるために、
がんばって感情を湧かせましょう」
という話ではありません。
意図的に感情を湧かせることなんて、
出来ないはずです。
あなたの感情は、
あなたの意志とは関係なく、
湧いてくるもののはずです。
あこがれの自分になりたいときに、
いつもそのことばかりを
イメージしていれば、
たしかに、そのイメージは
潜在意識に届けられます。
でも。
イメージのやり方には、
ちょっとしたコツがあるのです。
たとえばあなたが、この夏、
花火大会に行って感動したとします。
「あの花火、綺麗だったなぁ」
と、感動とともに、
花火のことを思い出している時、
あなたのイメージは、
《あなた自身の目線》になって、
花火を思い出しているはずです。
過去の楽しかったことや、
嫌だったこと、
嬉しかったことなどを
思い出すときに、
わたしたちは自然と、
自分の目線になります。
そのほうが感情が湧きやすいはずです。
もちろん、嫌だったことを、
わざわざ感情が湧きやすい視点で
思い出す必要は無いのですが・・・
でも、未来の《なりたい自分》を
イメージするときには、
なぜかそこに、
自分の姿が見えている、
つまり、憧れの自分になった姿を、
他者目線で見ている、という人が、
とても多いと思います。
でも、そのやり方では、
感情はあまり湧いてこないはずです。
そして、感情が湧いてこなければ、
そのイメージは、
あまり潜在意識に届きません。
そして、なによりも、
あなたの《なりたいあなた》は、
《憧れの自分になった姿を眺めたい人》
では無いはずです。
そんなイメージを伝えられても、
潜在意識には、あなたが、
「《そんな人を羨ましいと思う人》
になりたいんだな」
としか伝わりません。
未来の《なりたい自分》を
イメージするときも、
あなたが過去のことを
思い出すときと同じように、
あなた自身の目線で、
つまり当事者意識の目線で
イメージすることが、
あなたの感情が湧きやすい、
イメージのやりかたです。
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