ガルシアです。
昨日の続きです。
「もしもそうなったとしたら、
どんな感じがするのかなぁ」
とイメージすると、
思わずワクワクしてしまうような、
そんなイメージなら、
確実にあなたはその自分に
なりたくなっているはずです。
潜在意識に《なりたい自分》の
イメージが届けられたら、
わたしたちは早くそのイメージの自分に
なりたくなります。
ラーメン屋でラーメンを食べるイメージを
してしまったら、
早くそこへ向かいたくなります。
その時に起きていることは、
感覚的には、
夢に近づいている、というよりも、
目の前の現実を
あなたのイメージに近づけているような感覚です。
「もしもそうなったとしたら、
どんな感じなのかなぁ」
とイメージしている時、
あなたの感覚は、
もうそこへたどり着いている感覚です。
イメージの中ではもうB地点にたどり着いています。
でも現実はまだそのままです。
だから早く家を出て、
ラーメン屋に行きたくなります。
夢を叶える時の感覚は、
なにか魔法のようなノウハウで、
夢を引き寄せる、
という感覚ではなく、
目の前の現実を、
自分のB地点の感覚に近づけていく感覚です。
夢や目標を引き寄せる、とか
一歩一歩歩いて、
こちらから目標を目指して歩くのではなく、
感覚としては、
目標があなたに近づいてくる感覚です。
ラーメン屋に向かう時も、
実際に歩いているのはあなた自身ですが、
あなた自身の感覚で捉えるのなら、
ラーメン屋が近づいてきているのです。
あなたが動いているのではありません。
《あなた自身》という感覚は、
ずっとあなたと同じ場所にいるはずです。
そしてあなたが歩くことで、
ラーメン屋が近づいてきているのです。
たとえば東京から大阪に
新幹線で移動している時も、
時速300Ｋmであなたが動いているのではなく、
あなたという軸で考えたら、
時速300Ｋmで大阪があなたに
近づいているのです。
歩いていても、車で走っていても、
新幹線でも飛行機でも、
あなた自身の感覚は常にあなたと共にあります。
時速300Ｋmで動いている自覚はありません。
それは感覚ではなく知識です。
《あなた》という自覚の部分は、
あなたがたとえ何百Kmのスピードで
移動していようが同じことです。
《あなた》という個人にとっては、
どんな移動も《向こうが近づいてきている》
ということです。
新幹線で移動していれば、
大阪がものすごいスピードで
あなたに迫ってきている、
ということです。
夢をイメージする、とは、
A地点から目標やゴールを眺めて、
「あそこに行ったらどんな感じなんだろうなぁ」
をイメージするのではなく、
常にB地点の自分自身として、
「もしもそうなったとしたら、
どんな感じなのかなぁ」
をイメージすることです。
夢を叶えていくとは、
B地点のイメージをしたあなたが
早くそこに行きたくなって、
現実をその《B地点をイメージして、
早くたどり着きたくなっている
あなた自身の感覚》に、
近づけていくような感覚です。
夢や目標を叶えるとは、
向こうからやって来るものではなく、
こちらから歩いていくものでもなく、
現実をあなたの中のイメージに近づけていく、
あるいは、
あなたが進むことで、
向こうがこちらに近づいているような、
あるいは、その夢に、
あなた自身が身体ごと持っていかれるような、
そんな感覚です。
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