ガルシアです。
感情は感じ切ることが大切なのでしょうか。
じつは感情は感じていても感じていなくても、
どちらでも構いません。
自分の弱さを認めることが大切なのでしょうか。
じつは自分の弱さを認めても認めなくても、
どちらでも構いません。
感情は我慢しないほうがいいのでしょうか。
もちろん我慢してもしなくても、
どちらでも構いません。
我慢したり耐えたりするのは
良くないことなのでしょうか。
我慢せずにちゃんと感じなきゃダメなのか。
我慢していることや耐えていることを、
ちゃんと伝えなきゃダメなのか。
弱さを隠したりするのは、
自分に正直じゃないからダメなのか。
弱い自分を認めてあげなきゃダメなのか。
弱い自分を認めないのは悪いことなのか。
トラウマは解決したり克服したり、
消化したり浄化したりしなきゃいけないのか。
お金や恋愛のブロックやブレーキは、
解除したり外したほうがいいのか。
なんでも正直にさらけ出したほうがいいのか。
人は無意識のうちに、
自分の悩みについて、
「～～したほうがいいのかな」
「～～しなきゃダメかな」
「どうすればいいんだろう」
と考えてしまいます。
でもそこに正解も良し悪しもありません。
あなたが感情を感じようと感じまいと、
我慢しようとしまいと、
ブロックやトラウマを解除しようとするまいと、
自分を認めようと認めまいと、
そんなことはどちらでも構わないのです。
そこに良し悪しなんてありません。
だから、
「こうしたほうがいい」ということもありません。
そんなことを考えていても、
いつまでも答えなんて出ないはずです。
今までだって出なかったはずです。
あなたがたとえどんな生き方をしようと、
すべてはあなたの生き方の
《好み》の問題なのです。
「ここは耐えたい」
「耐える自分になってみたい」
と思ったら耐えればいいし、
「ここは知って欲しい」と思ったら、
言ってみればいいのです。
我慢しなければいけない、ではなく、
あなたが我慢したいかどうか、
我慢している自分になりたいかどうか、
耐えている自分のほうが好きなのかどうか、
というあなたの好みの問題なのです。
あなたの好みがハッキリしていないから、
好みの自分がハッキリしていないから、
いつも良し悪しばかりを
考えてしまうのです。
どちらの自分になりたいのかが、
あなたの中でハッキリしていたら、
「どうすればいいんだろう？」
なんて質問は浮かんでこないはずです。
他人の言動に揺さぶられるのは、
あなたの好みがハッキリしていないからです。
そんなこと今まで考えたことも無ければ、
自分の好みなんてすぐには分かりません。
でも「どちらの自分が好きなのかな」
と考えるクセをつけるだけで、
いつの間にか、少しずつ、
「どうすればいいんだろう」
と思うことは少なくなっていくはずです。
どうすればいいんだろう、ではなく、
あなたはどんな自分になりたいのか、
を考えていけば、
いつの間にか悩みは発生しなくなるはずです。
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