ガルシアです。
《あり方》が大切だと言われます。
やり方よりもあり方が大切だ、と。
でも、やり方もあり方もどちらも大切です。
どちらが大切だ、ということではなく、
どちらも大切です。
同じくらい大切です。
やり方もあり方もどちらも、
同じくらい大切だと承知の上で、
今日はあり方について書いてみます。
《あり方》とはなんでしょうか。
抽象的で分かりにくいのですが、
ひと言で言えばセルフイメージのことです。
なんであり方がセルフイメージになるのか、
について書いてみます。
《あり方》が大切だとは言うけど、
そもそもあり方とはなんでしょうか。
その人の《生き方》
みたいなイメージでしょうか。
生き方、と言ってもまだ抽象的です。
人としてどう《ある》のか、
ということです。
つまり日ごろの行動や発言や、
時間、お金の使い方の判断、
などのことです。
でも、その人の行動パターンや発言や、
なにをどう判断して、どう使うのかというのは、
その人のセルフイメージによって、
決まります。
セルフイメージとは、一般的には、
「自分で自分のことをどう思っているか」
という自己認識のことですが、
そこにはその人に関する
すべてのことが含まれています。
もちろん一般的なセルフイメージとして、
「わたしは父親である」
「わたしは長女である」
「わたしはサラリーマンである」
「わたしは経営者である」
というアイデンティティもそうですが、
「わたしは短気です」
「わたしは無口です」
「わたしは社交的です」
「わたしは楽天的です」などの、
性格に関することももちろん含まれます。
もちろんその意味において、
セルフイメージに高いも低いもありません。
今さら分かり切ったことですが、
今日はその話では無いので割愛します。
また、出身地、人種、血液型、身長、体重、
などの身体的な特徴に関することも、
やはりセルフイメージです。
その他にも、
その人の経済的な概念、
人脈に関すること、
物事の考え方、受け止め方、
起きた出来事に対してどう反応するのか、
そこからなにをイメージするのか、
どんな感情が湧いてくる人なのか、
その人の信念、概念、哲学、考え方、
イデオロギーなど思考的な部分、
それらもすべてセルフイメージです。
そう考えたら、
セルフイメージとはその人自身、
その人の《あり方》そのもののことです。
人に対してどう接しているのか、
どう反応し、どう判断しているのか、
お金や時間に対して、
どんな概念を持ち、どう判断し、
どう使っているのか。
それはその人が人生をどう使っているのか、
ということに他なりません。
《あり方》とはセルフイメージ、つまり、
その人のアイデンティティということです。
どんな人もそのセルフイメージに沿って、
セルフイメージに則って生きています。
だから急激に変わることはあまりありませんが、
だからと言って、
同じところに留まっているわけでもありません。
ちょっとここから別の話になって、
長くなりそうなので、
明日また書いてみます。
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