ガルシアです。
もう3年以上、新規の募集は停止していますが、
10年以上、ほぼ毎日のように
カウンセリングをしています。
平日はだいたい朝10時くらいから夜は1時くらいまで。。
直接面談したり、遠方の方はZOOMやSkypeで。
どんな人でも、
その考え方にはある種のパターンがあります。
思考の癖、といってもいいと思います。
もちろん本人は無意識です。
「普通はそう考えるよね。」
「そういう仕事をしているのなら、
こう考えるのが当然だ」というやつです。
この《普通は》という部分がじつはクセ者です。
ある人にとっては常識でも、
違う人にとっては常識ではありません。
それは「あの人は常識が無い」とか
単にモノを知らないだけだとか、
そういうことではありません。
その人が考えていることよりも、
じつはもっと深いところで考えたら、
「たしかにそうかも・・・」
ということだってあるのです。
人は自分の思考の枠の中でしか、
モノを考えることができません。
でもその《枠》がどのくらい狭くて、
どのくらい広いのかは分かりません。
自分では広く考えているつもりでも、
もっと考えてみたらじつは狭かった、
ということが往々にしてあるのです。
起きた出来事が同じでも、
受け止め方が人によって違うことは、
大人になればみんな知っています。
「人によって考え方が違う」
ということも分かっています。
でも「なぜそう考えるのか」
「その違いはどこから来るのか」
「なぜそんな違いが生じるのか」
ということについて、
考えることはあまりありません。
現実に考え方の違いに接すると、
「それは違うと思います」
「そうは思いません」
とそこで終わってしまって、
「あー、確かにそう考えていけば
そうなりますね」
ということは、
あまり無いような気がします。
なぜなら人は自分が感じたものや、
自分が考えたことや、
自分がイメージしたものを、
疑わないという性質を持っているからです。
「あれ？ちょっと待てよ、
それは俺の妄想じゃないのか？」
「そう考えてはみたものの、
それっておかしいんじゃないか」
とは思わないのです。
あなたが現実だと思っていることの大半は、
じつはあなたの妄想です。
実際にまだ起きていないことまで、
《状況》として受け止めてしまっていることが、
たくさんあります。
「現実を見ろよ」と言っている人が
認識している《現実》とは、
ほとんどの場合、
その人の狭い世界観で認識している
《未来に対する妄想》が、
たくさん含まれています。
あなたが現実だと思っていることの大半は、
じつはあなた自身が生み出した
イメージがほとんどなのです。
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