ワクワクで行こう♪~心の方程式~

本当はそうだったのか!目から鱗の心理学 なぜどの方法も上手くいかなかったのか。 その理由と心のしくみをお話します。

わたしたちは価値でも感情でも無く、イメージに対してお金を支払っています

ルシアです。

お金や収入ということに関して、一般的には

「報酬はあなたが世の中に与えた価値」だとか

「困っていることを解決すればお金になる」

ということがよく言われています。

「あなたの収入が低いのは、

世の中に価値を生み出していないから」

「収入を上げたければ労働時間ではなく、

提供する価値を上げればいい」と。

だから誰かが困っていることを見つけて、

それを解決すればお金になります。

それが商品開発になります、

と言われています。

 

も、現実にはこのパターンが

当てはまらないこともたくさんあります。

そういう現実が回りにたくさんあるわけです。

たいした価値も無いのにやたら高い商品とか、

能力が低いのに

部下よりたくさんもらってる上司とか。

もちろん詐欺もこのパターンには

当てはまりません。

犯罪は例外ですなんて言っていたら、

キリがありません。

 

うではなく、わたしたちは、

お金を払う時、その払う対象に対して、

事前に期待感を抱きます。

実際の商品でも情報でも、

エンターテイメントでも同じです。

自分の期待に応えてくれるんじゃないか、

その価格にふさわしい感動が

得られるんじゃないか、

期待したからこそお金を払うのです。

 

して望みどおりにその期待に応えてくれたら、

相手を信用したり、信頼したりして、

リピーターやファンになったりします。

あるいは期待に応えてくれなかったら、

裏切られたと感じ、

二度とそれを買わなかったり、

そこに対して信用をなくしたり、

場合によっては訴えたりするわけです。

 

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払いでも後払いでも同じことです。

飲食店の場合、多くは後払いですが、

これは与えられた《価値の値段》でも、

悩み(空腹など)を解決した値段でもありません。

お店が用意した値段に対して、あなたが

「このくらいなら払ってもいい」と思ったのです。

事前に値段が分からない高級店でも同じです。

そこにお客としての期待感が暗黙にあるからです。

 

たしたちは自分の期待感を満たすために、

お金を払います。

ですから、

誰かの期待感に応えると売上になります。

その期待に応えると信頼され、

失望させると信用を失います。

 

もその期待感というのは、

わたしたちの勝手なイメージです。

「人は得たい感情のためにお金を支払う」

「お金を支払うのは感情を得たいから」

という人もいますが、

その感情もイメージに付随しているものです。

イメージが無ければ感情も湧きません。

 

からわたしたちは価値でも感情でも無く、

イメージに対して、お金を支払っています。

しばらく使って満足したらお金を払ってください、

という商品はありません。

車に乗って満足したらお金を払う、とか、

ディズニーランドで出口でお金を払う、とか、

そんな制度はありません。

 

の中のすべての広告は、

その商品に対して、見ている人に、

どんな期待をさせたいのか、

どんなイメージをさせ、

どんな感情を湧かせたいのか、

という観点で作られています。   

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