ガルシアです。
あなたが今の生活や状況を
「気に入らない」「嫌だ！」と思うのは、
今の生活や状況があなたの好みでは無いからです。
そして、あなたが未来に憧れるのは、
その未来があなたの好みだからです。
そこにあるのは、
ただ単に「あなたの嫌いなもの」と
「好きなもの」があるだけです。
もちろん、この二つには、
なんの関連も関係性もありません。
嫌いな状態を克服しなければ、
好きなものが手に入らない、
好きなものに出会えない、
たどり着けない、
というわけでは無いはずです。
先日のブログでも書いたように、
潜在意識はあなたのイメージを受け取ります。
感情が伴ったあなたのイメージを受け取ります。
快適な感情も不快な感情もどちらも感情です。
快適な感情が伴ったイメージだけを受け取り、
不快な感情がともなったイメージを
受け取らないわけではありません。
どちらも等しく受け取ります。
あなたの感情さえ伴っていれば、
それが快適であっても、不愉快であっても、
潜在意識にあなたのイメージが届けられます。
そして潜在意識は現実は受け取りません。
イメージしか受け取りません。
だから、それが今実際に起こっていることなのか、
それともイメージしているだけなのかは、
区別できません。
だからこそ、まだ起きてもいないのに、
想像しただけで緊張で手のひらに汗をかくし、
まだ当日になっていないのに、
前の日の夜からドキドキしてしまうのです。
潜在意識は現実は受け取らず、
あなたのイメージだけを受け取ります。
今の生活やあなたが不満に思っていることを
仮にＡだとします。
あなたがなりたい自分や手に入れたいもの、
憧れの未来や夢を仮にＢとします。
Ａが嫌い、という気持ちと、
Ｂが好き、という気持ち。
この二つにはなんの関連も関係性もありません。
ただ単にAが嫌いでBが好き、というだけです。
なぜならＡが嫌いな人がすべてＢが好きな訳ではなく、
Ｂが好きな人がすべてＡが嫌いな訳では無いからです。
単に「わたしはＡが嫌い」「わたしはＢが好き」という
別々の好みがあるだけです。
Bが好きな理由はAが嫌いだから、では無いはずです。
イチゴは好きだけどピーマンが嫌い、
ということとしくみとしては同じことです。
だから「わたしは貧乏が嫌い」ということと
「わたしはお金持ちになりたい」ということは、
じつはまったく無関係なのです。
「貧乏」というイメージに「嫌い」という感情が伴い、
「お金持ち」というイメージに「好き」という感情が
伴っているだけなのです。
このふたつはまったく関係の無い別々のイメージです。
だからあなたの不快を解決することが、
快へ近づく方法では無い、ということです。
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