ガルシアです。
「自分のことをもっと好きになろう」
「自分をもっと認めよう」
「自己肯定感を高めよう」
「もっとセルフイメージを上げよう」
耳障りのいい言葉は、
一見、あなたのことを
応援しているかのように聞こえるから、
ついその言葉を信じて、
いつも翻弄されてしまいます。
今の自分が嫌いだから、
好きになんてなれないから、
今、好きになっていないからこそ、
好きになろうとして、
できない自分に嫌気がさして、
かえって苦しくなってしまう。
自分のことを認められないからこそ、
認めたほうが《良い》と思って、
「認めなきゃ！」と思って、
何度もがんばってしまう。
「～～しましょう」
「～～しよう」
と言われると、簡単に信じて、
「そうしなきゃダメなんだ」
「そうならなきゃダメなんだ」
と鵜呑みにしてしまう。
そして、
「それが出来ないわたしはダメなんだ」
と思ってしまう。
「こうすればこうなるよ」
という話を、
「こうしなければ、そうなれなければ
ダメなんだ」
と受け止めてしまう。
好きにならなきゃ、
認めなきゃ、ダメだ、
価値がない、
といつも〇か×かで考えてしまう。
良いか悪いか、
正解か不正解か
正しいか間違っているか、
で考えてしまって、
「～～でなければいけない」
とすぐにMUSTにしてしまう。
そんな人のセルフイメージは
《わたしは出来ていない人》
だからこそがんばってしまう。
できてないからこそ、
もっともっとと、
いつも無理をしてしまう。
そこにあるのは、
どうなりたいのか、ではなく、
なにがダメなのか、
どこを治せばいいのか、
なにを退治すればいいのか、という
《どうありたくないか》だけ。
行きたい場所よりも
今の状態ばかりが
気になってしまう。
好きになっていない、
認めていないわたしを
ダメだと思いながら、
「どうすれば好きになれるのか」
を考えている。
でも「どうすればそうなれるのか」
を考えることができる人は
まだそうなっていない人だけです。
今、そうなっていないから【こそ】
今のあなたは未来のあなたに、
憧れることができるのです。
「あれが欲しいな」と思う人は、
まだ手に入っていない自分に
落ち込んだりしません。
どうせ未来のあなたに憧れるのなら、
今のダメなところ、
できていないところばかりを考えるんじゃなくて、
「もしも自分のことを、
もっと好きになったとしたら
どんな感じがするんだろう・・」
をイメージしてみてください。
きっと今までとは感覚が違うはずです。
少しでも心が暖かくなったら、
それが潜在意識にイメージが
ちゃんと届いている感覚です。
そして、それが、
あなたがあなたのことを
好きになっている感覚です。
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