ガルシアです。
多くの人が、
「つい落ち込んでしまって、なかなか前向きになれない」
と悩んでいます。
そんな時はどうすればいいのでしょうか。
そのことについてちょっと書いてみます。
「つい落ち込んでしまって、なかなか前向きになれない」
というのは、前向きになれないことが悩みです。
少なくとも本人はそう自覚しているはずです。
でも、この悩みの本当の原因は、
前向きになれないことでは無く、
「前向きにならなきゃいけない」
「前向きになっていない私はダメだ」と思っていることです。
それが《思い込み》です。
落ち込んでしまった、ということは、
落ち込んでしまうようなことがあった、ということです。
もちろん「落ち込んではいけない」という思い込みがあれば、
悩みはさらに深くなってしまいます。
でも、あなたは落ち込んでしまったのです。
自分に起きたその出来事を、
そう感じてしまったのです。
嬉しいな、と思った。
悲しくなった。
辛くなった。
楽しくなった。
凹んでしまった。
みんな同じ事です。
あなたはそう感じた、ということです。
そのこと自体に良いも悪いもあるはずがありません。
《今現在》のあなたの心は、
そういう感受性を持っている、ということです。
将来はどうなるか分かりません。
次に同じようなことが起きた時には
もう落ち込まないかもしれません。
あるいは、また落ち込むかもしれません。
それは分かりません。
でも今は、あなたは落ち込んでしまったのです。
あなたにとってそれは、
落ち込んでしまうような出来事だった、
ということです。
その事実は否定できません。
そんな出来事が起きた時に、
落ち込んでしまう自分の感受性が、
あなたの好みなのか、好みじゃないのか。
そういう問題なのです。
「そんなことがあれば、誰だってふつうは落ち込むよね」
と思っている、ということです。
だからこそあなたは落ち込んでしまったのです。
もしもこれがあなたではなく、
あなたの一番大切な幼馴染の親友だったらどうでしょうか。
その大切な友人から電話がかかってきて、
「今日こんな失敗しちゃって、上司に怒られて落ち込んじゃった・・・」
って言われたら、
「なんで落ち込んでんの?なんでポジティブに考えられないの?
ダメじゃん!」なんて言わないはずです。
「どうしたの?」とまずは話を聞いてあげるはずです。
「それは大変だったね」
「それじゃあ落ち込むのも無理はないよね」
と同意してあげるはずです。
そのあとに慰めたり、勇気づけたり、
元気づけたりして、
「ちょっと一緒に美味しいものでも食べに行く?」
と言って、励まそうとするはずです。
赤の他人にさえ、そのくらいするのですから、
ましてやあなたにとって一番大切な存在であるはずの
あなた自身をもっと大切に扱ってあげるのは
当たり前のことなのです。
「どうしたの?」「大変だったね」と
まずは話を聞いてあげる。
同意してあげる。慰めたり励ましたりする。
あなたにとって一番大切なはずのあなたを
あなたはどんな風に扱っているのか。
少なくとも赤の他人よりは大切に扱う。
そのためにも、
そういうプロセスを一度やってみて欲しいのです。
◇8月5日 12:30~(於:ビックサイト)◇
森下浩義(Garcia) | 癒しフェア2018 in TOKYO
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