ガルシアです。
素直に受け取ることが大切だと言う話は、
みなさんもどこかで聞いたことがあると思います。
今日は「そうは言っても受け取れない」その理由について、
簡単に書いてみました。
初めての方はこちらをどうぞ。
人から褒められても、素直に受け取れない人がいます。
受け取ることが大切、と言われても、
うまく受け取れない、
素直に受け取れない。
もちろん、そう言われてすぐに受け取れる人もいます。
すぐに出来る人はいいのです。
でも。
そう言われても、すぐに出来ないからこそ、
悩んでいるのです。
ワザとやっているわけじゃないから。
出来ることなら、素直に受け取りたい。
でも、できない。
だからこそ悩みになってしまっているのですが。
受け取ることがヘタだな、と自分で思う人は、
いきなり無理に受け取ろうとしなくてもいいと思います。
それよりも大切なことは、
受け取ることがうまくいかない人は、
まずは「受け取れていない自分」を否定しない。
受け取れていないことを、
ダメなことにしてしまわないこと。
これまでの経験や知識から出来上がった、
無意識の心のしくみがあって、
今の受け取れていないあなたがいるのだから、
それはそれでしょうがないのです。
そこには潜在意識があなたを守るための、
必然的な理由があるのです。
以下に３つほど簡単に理由を書いてみます。
もちろん実際はこれらが複雑に
絡み合っている場合がほとんどです。
１．受け取ると借りを作るような気がしてしまう。
心の中に「他人に借りを作りたくない」という思いがあると、
うまく受け取ることが出来ません。
だって、借りたら返さなければいけなくなってしまうから。
（という思い込みです）
あなたがそんな目に会うことの無いよう、
あなたの心は受け取ることを拒否してしまいます。
２．もらうためには条件や価値が必要。
何かをもらうためには、
それに見合った条件や価値が必要だと考えています。
そして、自分には、はたしてそれを
もらうにふさわしい価値があるのか、と。
自分の自己評価が低く、
「とてもそんな価値があるとは思えない」
と、あなたが自分のことを思っているとしたら、
あなたの心は受け取ることを遠慮してしまいます。
３．なにも与えていないのに、もらえる、ということは、
なにか裏があるのではないか。
昔、無邪気にもらって、そのあとにひどい目にあったから。
うっかり信じて裏切られたから。
だから、あなたになにかをあげようとする人は、
なにかの魂胆があって、あなたに近づいているに違いない。
なぜなら、必ず人は取引しようとするから。
（という思い込みです）
「タダでわたしにくれるはずがない」
「そんなものをタダでもらえるはずがない」
「きっと、なにか交換条件があるに違いない」
「もしも裏があるのなら、騙されるのは嫌だ」
そういう思い込みがあると、
あなたの心は素直に受け取ることは出来なくなってしまいます。
もしも、あなたの心が上のどれかの状態であったとしたら、
そんな状態で無理に受け取ろうとしても、
ますます心が苦しくなってしまうばかりです。
そして、無理に受け取ろうとして、
受け取れない自分をダメだと感じ、
かえってあなたを苦しめてしまいます。
今の自分の心がそういう構造になっている、
ということを
まずはあなた自身が理解してあげる。
今の現在地を否定しないで、確認してあげることが、
大切なのだと思います。
もしも、あなたが受け取ることがヘタだとしたら、
まずは自分に対して、愛情を与えてみる。
それは見返りのない貸し。
返す必要の無い貸し。
価値など関係なく無く、あげられるもの。
交換条件なんて無くても、
もらえるものなんだ、ということを、
まずはあなたの心に教えてあげるのです。
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〜感情を動かそうとすると生じてしまうデメリットとは？〜
主催：（社）セールスコピーライティング普及協会
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