ガルシアです。
昨日の記事を書いている途中で、
話が横にそれて膨らみそうになったので、
慌てて途中で修正しました。。
今日はそこの部分を書いてみます。
昨日の記事はこちらから
必ず正解があるはず、
という思考にハマっている限り、
永久にそのループからは抜けられません。
あなたが見つけたそのノウハウや哲学が、
絶対に正解だという証拠なんて
どこにもありません。
あなたがそう思い込んでいるだけです。
もしもあなたが人生や成功に対して、
《正解》というものを探しているのなら、
一生それに出会うことはありません。
なぜならあなたには「それが正解だ!」
ということを判断する能力が無いからです。
というよりも、そんなことが分かる人なんて
世の中に存在していません。
頭の中では「人生に正解は無い」
ということを知って、分かってはいても、
ノウハウやスキル、テクニックなどには
つい正解を求めてしまう。
でも、問題はそれに出会った時に、
それが正解かどうかを判断する能力を
誰も持っていない、ということです。
そもそも正誤や善悪は相対的な基準であり、
絶対的な基準ではありません。
それをさも絶対的な基準であるかのように
考えてしまうから悩みが発生してしまいます。
正しいか間違っているか、
正解か不正解か、
善か悪かに絶対の基準はありません。
その時々で入れ替わったりします。
人によっても国によっても、
事情によっても変わります。
ということは、そこを基準にものを考えても
永遠に答えは出ない、ということです。
判断基準が時々入れ替わってしまう。
それこそが答えが出ない何よりの証拠です。
自分ではよく分からないものを、
判断の基準にしたところで、
ずっと迷ってしまうのは当然なのです。
あなたに分かるのは、
正しいか間違っているか、
正解か不正解か、
善か悪か、良いか悪いか、ではなく、
《あなたにとっての快と不快》
つまりその結果を好きか嫌いか、
という基準だけです。
もちろん「前と比べたら少し良い」
ということはあると思います。
「良し悪しは無い、と言っても、
前よりも良い、ということが
あるじゃないか」と言われたことがあります。
確かにそういうことはあります。
でも、その《良い》というのは、
絶対的な基準ではなく、
《あなたにとって》良い、ということです。
あなたにとって、前のやり方よりも、
《都合の良い》結果が期待できる、
ということです。
都合がいい、ということは、
その結果に対して、
前のやり方よりも《満足できる》
前の結果よりも快適さを感じる、
ということです。
自分にとって都合の良い結果のことを、
良い、と言っているだけです。
それは前と比べて、
より《快》を感じられる結果だ、
ということです。
正解か不正解かは分からなくても、
あなたにとってその結果が
好ましいのか好ましくないのか、
好きか嫌いか、快か不快かなら
ちゃんと分かるはずです。
あなた個人が感じる、
美味しいかマズいか、
それが快適か不快かは、
正しいか間違っているか、
という基準と違って、
世間の常識やその時の都合などによって
変わったりしません。
頭で考えたら違ってた、なんてこともありません。
あなたにとって、という基準なら、
快や不快は絶対的な基準になるはずです。
この基準なら、丁寧に磨き上げれば、
あなたの中に絶対的な基準を作れるはずです。
そして、一度でき上れば、
多少のことでは迷わないはずです。
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