ガルシアです。
今日でいよいよ平成も終わり、
明日から新しい元号【令和】が始まります。
というわけで、まったく元号にちなまない、
いつも通りのブログを
通常営業でお届けします^^
思考するときの考え方や心のしくみについて、
あるたとえ話で書いています。
できるかぎり簡単に短めに書いてみました。
あらゆる具材を混ぜた料理について、
「これは身体にいいんですか？悪いんですか？」と聞かれても
「いいところもあるし、悪いところもあります」
としか答えようがありません。
それを、
「そんな曖昧な、煙に巻くような答えじゃなくて、
もっとはっきり答えを教えてください」
と言われても、
「良いところも悪いところもあります」
としか答えようがありません。
その答えを聞いて、
「どんなものにも良いとこも悪いとこもありますよね。
すべてはバランスが大事なんですね」
と理解されても、
それもまた違います。
そういうことではありません。
たとえどんなに一つ一つの具材の話をしても、
その料理がなにでできているのかも知ろうとせずに、
答えだけを聞いて理解しようとすると、
勝手に誤解して、間違えたままになってしまいます。
具材ひとつずつについてなら、
身体にどんな作用があるとか、
あれこれ言えることはたくさんありますが、
全部まざった状態で
「これは身体にいいですか？」
と聞かれても、
「どちらとも言えない」
という答えになってしまいます。
料理に例えていますが、
心のしくみも同じです。
まずはその悩みや状態を構成している要素を、
一つずつにバラしてからです。
なにがどうなっているのか、
という話はそれからです。
ちなみに余談ですが、
もちろん混ぜることによって、
これまでにない新しい効果が生まれることはあります。
でも、それだって
「どんなものがどのくらいの比率で」
混ざっているのか、が分からないと
再現性がありません。
その構造全体や要素を理解して、
どんな構造でなにがどのくらい入っているのか、
ということがちゃんと分かっているから、
新しい効果が出た時も、
偶発的にではなく、
計画的に予定通り再現することが出来るのです。
なにが混ざっているのかもわからず、
全体として、良いか悪いか、とか
良し悪しのバランスが大事、とか
どんなものにも表と裏がある、とか
どんなものにも良いところと悪いところがある、とか
そんな抽象的であいまいな話で、
煙に巻いてはいけないのです。
一つ一つの働きがちゃんと分かっていたら、
これはこう。
これはこう。
と明確に説明できるはずです。
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