ガルシアです。
昨日こんな記事を書きました。
《自信》とは、未来に対して、
「きっとこうなるに違いない」
という確信のこと、と書きました。
《確信》ですから、
もちろん主観的な感覚です。
客観的にそれがあるかないかを
計測することも証明することもできません。
ある人にとっては「ある」し、
無い人にとっては「ない」としか思えないのです。
自分の意思で作ったり消したりできるものではなく、
「気がついたらいつのまにかそこにある」
そんな感覚が《自信》です。
でも、「自信が無くて・・」
と悩んでしまう人は、
「自信を身につけなければいけない」
「自信がなきゃいけない」
と思い込んでいます。
だからこそ「自信があるかどうか」
をすごく気にしています。
そして、
「自信を持っていないわたしはダメだ」
とも思っています。
そもそも自信なんて、
実績も無しに、意図的には作れないのに、
やる前からそれを作ろうとし、
「できない」「自信が持てない」
といって悩んでしまいます。
自信を持とうとしている人のセルフイメージは
もちろん「自信がない人」です。
自信が無いから、チャレンジできない。
だから自信を持とうとする。
でも、「自信を持とうとする」
という《想い》そのものが、
その人の「自信がない人」
というセルフイメージを強化してしまいます。
ほんとうにそうなりたいのに、皮肉なことに、
「〇〇でなければいけない」という思い込みが、
その人の「〇〇ではない人」というセルフイメージを
作り出してしまいます。
これは自信のことだけではなく、
ほとんどの悩みの原因になっています。
昨日の記事にも書いたように、
本来は悩むところでもなんでもないところで、
人は悩んでしまいます。
今の状態がそうなっているのは、
《人として当たり前のこと》なのに、
その当たり前の状態にダメ出しし、
「こんなわたしはダメだ」と落ち込み、
そんな自分の状態を問題視し、
さらに悩んでしまいます。
自信があっても無くても、
行動力があっても無くても、
目標が明確でも明確じゃなくても、
判断力や決断力があっても無くても、
そもそも今のあなたの状態に対して、
〇か×か、良いか悪いかの《ジャッジ》を下し、
「〇〇でなければいけない」
という思い込みがあることが、
あなたのすべての悩みの原因なのです。
あなたの悩みを解決するための
ノウハウを探し続ける限り、
悩みは永久に発生し続けます。
悩みを解決しようとするのではなく、
悩みが発生する理由としくみを理解し、
そこは悩む場所ではなく、
その《状態》になにも問題など無いことを
実感することが、まずは最優先だと思っています。
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