ガルシアです。
先日のコピーライティング講座生へ向けての
クローズドセミナーを終えて、
アンケートでこんな質問をいただきました。
セミナー中も質問は自由なので、
講座中に質問していただけたら、
お答えできたのですが、
せっかくアンケートに書いていただいたので、
こちらで回答したいと思います。
《自己評価》はセルフイメージ（思い込み）の１つなので、
良悪、正誤ではない。
ということは、
《自己評価》＝《自己肯定力》だとしたら、
たとえば《自己肯定力》が低いから悪い、ということではなく、
低い状態はその人にとって《快》な状態なので、
変える必要はない、ということですよね？ （原文ママ）
まず、
《自己評価》はセルフイメージ（思い込み）の１つなので、
良悪、正誤ではない。
という部分ですが、正確に言うと、
《自己評価》はセルフイメージのごく一部なので、
自分で勝手に《高い》とか《低い》とかジャッジしているわけです。
自己評価がどうなのか、という部分と、
その評価が高いとか低いとかジャッジしている、
という部分も含めて、
両方ともに、そこに良し悪しや善悪はありません。
良悪、正誤ではない、というよりも、
良悪、正誤は無い、ということです。
だから、もちろん《自己評価》が低い、
という状態についても良いも悪いもありません。
今の自分自身に対する判定がそうなっている、
今はそういう状態だ、というだけです。
それはただの現在地です。
《自己評価》＝《自己肯定力》だとしたら、
たとえば《自己肯定力》が低いから悪い、ということではなく、
もちろん自己評価が低いから悪い、
ということにはなりません。
ただし、厳密に言えば、
自己評価と自己肯定感は同じではありません。
自己評価の判定が、
自己肯定感に影響を与えている、
という関係だと思います。
そして、ここの部分ですが、
低い状態はその人にとって《快》な状態なので、
変える必要はない、ということですよね？
今、そういう状態になっている、ということと
本人がそのことに《快》を感じているか、
あるいは《不快さ》を感じているかどうかは
別の話です。
そうは言っても、
自分で自分のことを「低い」とジャッジしている状態は、
けっして本人にとっては《快》ではないと思います。
本来は正誤も善悪も良悪も無いので、
そもそもジャッジする、ということも無いはずです。
だからまずは「ジャッジしている」という状態を
無しにすることが先です。
その上で、今いる場所から
どこへ行きたいのかを考える。
ジャッジを無くして初めて、
そういうことがちゃんと考えられるのだと思います。
大切なことは、今、本人が
たとえどんな状態であったとしても、
行きたい場所があるのかどうか。
「変わりたい」と思っているかどうか、ということ。
本人が「変わりたい」と思っているのなら、
必ず行きたい場所があるだろうし、
「変わりたくない」と思っているのなら、
たとえどんなノウハウやスキルがあっても、
変わることは無いと思います。
くり返しになりますが、
今いる場所はただの現在地です。
行きたい場所があるのなら、
そこへ行く方法を学んで、
そこへ向かえばいいのです。
今いる場所が良いとか悪いとか、
ここがダメだから何とかしなきゃいけないとか、
そんなことではなく、
一番大切なことは、
あなたが「どこへ行きたいのか」
という一点だけなのです。
なぜ欠点を克服しなくてもいいのか、
なぜトラウマを解消しなくてもいいのか。
なぜ行きたい場所への情熱だけでいいのか。
「ここが嫌だからなんとかしたい」と
「あそこへ行きたい」はなぜ正反対なのか。
そこまで書くともっと長くなってしまうので、
このあたりを読んでみてください。
＜今後のセミナースケジュール＞
1月28日(日） クローズドセミナー コピーライティング講座
1月31日(水） DX5回目補講 （DX生、卒業生対象）
2月18日(日） コミュニケーションが変わる!男女セミナー
2月24日(土） 大阪 第４回 キャッシュフローゲーム勉強会
2月25日(日） 東京 第2回 キャッシュフローゲーム勉強会
3月11日(日） 大阪１DAYセミナー
3月25日(日） クローズドセミナー コミュニケーションが変わる！男女セミナー
4月21日(土） 大阪１DAYセミナー
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