ガルシアです。
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つまり、わたしたちは悩んだときに、ついつい
「どうすればいいのだろう」と、
正解や良し悪しを探そうとしてしまいます。
でも、その「正解を探そうとしてしまう」という思考そのものが、
あなたの悩みを生み、
「ほんとうにこっちを選んで良かったのだろうか」という後悔を生み、
自分が選んだほうを正当化しようとする、
という問題を発生させているのです。
でも好みがハッキリしているときには、
わたしたちはなにかを選ぶときに迷いません。
ということは、自分の好みや快さえ分かれば、
少しずつ生き方の好みもハッキリしてきて、
さまざまな場面で、だんだん悩むことが減ってきます。
というのが前回までのお話でした。
感情には快と不快しかない。
という内容はこちらでも書きましたが、
感情に「快」と「不快」しかない、ということは、
とうぜん「良い感情」や「悪い感情」というものも存在しない、ということです。
あなたが「心地よい」と快適さを感じるか、不愉快さを感じるか。
という違いがあるだけで、そこに「正しい」も「間違い」もありません。
だから、感情にポジティブもネガティヴもない、ということです。
でも、そこに「正しいか間違っているか」や「良し悪し」を求めると
通常の悩みと同じプロセスで「問題」が発生してしまいます。
あなたが抱えるさまざまな悩みの中で、
感情にまつわる悩みも、ほかの問題と同じように、
「良いか悪いか」「正しいか間違っているか」という基準を持ち込むと、
あっというまに
「そんな感情は感じてはいけない」
「それは良くない感情だから排除したり、減らさなきゃいけない」
という新たなタスクを引き起こしてしまいます。
そして、それがあなたの新しい「問題」になってしまいます。
くどいようですが、
正しいか間違っているか、という事を考え続ける限り、
悩みや問題は永遠に発生し続けてしまいます。
でも、好みがハッキリしているときには、そういった問題は発生していません。
ということは、そこにはそもそも「正解」や「良し悪し」という基準は
最初から存在していなかった、ということです。
そして、僕らは「不快」に敏感だからこそ、
「不快さ」を感じた時だけ、
「この感情は良くないのではないか」と悩んでしまうのです。
その証拠に「おいしい!」と感じたときは、
あなたは「その感情を感じてもいいのだろうか」とは悩まないはずです。
「つねに正しくあろうとする」
「間違えたくない」
という思考のクセや判断基準が、
あなたの悩みを生み出しているそもそもの原因ですが、
この思考のクセがあることで、
もうひとつ「正解でなければならない」
「正しくあるべき」
「~しなきゃ!」
というMUST思考が生み出されています。
そして、このMUST思考が、
あなたの好みや「なりたい自分」を見えなくさせている、
一番の原因なのです。
MUST思考とWANTSと、
あなたの「やる気」とモチベーションの関係については、
また明日からの連載で詳しく書いていきたいと思います。
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