ワクワクで行こう♪~心の方程式~

本当はそうだったのか!目から鱗の心理学 なぜどの方法も上手くいかなかったのか。 その理由と心のしくみをお話します。

「やらなければいけないことなんてない」というのは「だからやらなくてもいいんです」という意味ではありません

ルシアです。

【やらなければいけないことなどない】

という話は、

「やらなければいけないことなんて、

なにも無いんだから、

やりたくないことはやらなくていいんだよ」

「やってもやらなくても自由に選んでいいんだよ」

という意味ではありません。

 

 

「やらなければいけないことなど

初めから無かった」ということの意味は、

あなたが生まれてからこれまでも、

そしてこれからもずっと、

「やらなければいけないから、

仕方がなくやった」

ということなど一度も無かったし、

これからもありません、

という意味です。

 

「いや、そんなはずはない。

人としてやらなければいけないことが

必ずある」と思うかもしれませんが、

それを行うか行わないか、という選択権は

必ずいつもあなたが握っていたはずです。

 

「自分には選択肢も選択権も無かった」

と思うようなことでも、

必ずそこには、

それを行うメリットと行わないデメリット、

行うデメリットと行わないメリットが

存在していて、

それを天秤にかけて、

《なりたくない自分》を選択せずに、

これまで選んできたはずです。

 

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を戻します。

「やらなければいけないことなんて何もない」

というのは一見、

とても自由な考え方のように思えます。

「やらなければいけないことなんて、

なにもないんだから、

すべてを自由に選んでいいんだよ」

という話にも聞こえます。

 

でも、そうではありません。

 

由に選んでいいんだよ、

という話にしてしまったら、

嫌なことはやらなくていいんだよ、

という話になりかねません。

(そもそも、それをやることが
そんなに嫌になったのは、
あなたがそれを《やらなければいけないこと》
にしてしまっていることが原因なのですが・・・)

 

れでは、

《やらなければいけないこと》が

無くなったわけではなく、

依然としてそこにあるのに、

それを避けて生きようとしているだけです。

 

ちろん、それまで思考停止状態で、

言われるがままに従っていたことに比べたら、

《やらなければいけないこと》

をやらなくても済むように、

少しは創意工夫というか、

多少のクリエイティビティは

発揮されるのでしょうが、

それでも根本的な問題はなにも変わっていません。

 

うではなくて、

初めからそんなものは

どこにも存在していなかったのだ、

ということに気づいてしまえば、

あなたの人生からすべてのMUSTは

消えてしまうはずです。

 

らなければいけないことなど

なにもないからと言って、

嫌なことを避けようとすれば、

かえって、

《やらなければいけないこと》が、

どこまでもあなたを

追いかけてきてしまいます。

 

「やらなければいけないことなんて何もない」

というのは、

「なんでも自由に選んでいいんだよ」

「だから嫌なら、やらなくてもいいんだよ」

という意味ではなく、

そもそもすべてをあなたの意思で選んでいる、

これまでもこれからも、

そうやってあなたは選んできたのです、

という意味です。

 

り返しになりますが、

「これからは選んでいいんだよ」

という意味ではなく、

あなたはこれまでも自分の意思で、

常になりたいほうの自分《しか》

選んでこなかったし、

これからも《なりたくない自分》

を選ぶことはありません。

 

から、たとえどんなに

「やらなきゃいけないから

しかたがない」と思ったとしても、

その行動を取る、と決めたのは、

あくまでもあなたの意思なのです。 

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被害者になりたがる人と加害者であろうとする人の、心のしくみは同じです

ルシアです。

人のアイデンティティーというものは

ほんとうに不思議です。

原則としては、その人を守るために、

《絶対に譲れない信念》として存在しています。

 

のはずなのに、

時として、本人にとっては

とても不服なことであったとしても、

どんなことをしても、

一定の結果に導こうとします。

どんな手を使っても、

その《信念》どおりの結果を出そうとします。

たとえ本人にとって

その結果が不快であったとしても、です。

 

日の話はセルフイメージの根幹のしくみから

話さなければいけなくなってしまうので、

要点だけを簡略に書いてみます。

なぜそうなるのかは、

ぜひみなさんで解読してみてください。

 

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は嫌な思いをしたくないものです。

できるかぎり不快を避けようとします。

 

してまた同時に、

常に《良いか悪いか》も考えてしまいます。

 

んなことをしても加害者であろうとする人がいます。

加害者であれば、いつも謝っていればOKです。

すみません、と言えばいいのです。

 

んなことをしても被害者であろうとする人がいます。

被害者であれば、いつも人のせいにできます。

わたしは悪くない、という立場を保つことができます。

 

害者であろうとする人と、

被害者になりたがる人。

それぞれに心のしくみがあり、

そこに理由とメリットがあります。

 

んなことをしても、

《自分が嫌な目に会った》という事実を

認めたくない人は、

常に加害者であろうとします。

加害者であることを証明しようとします。

 

ぜなら、被害者になる、ということは

嫌な目に会う、ということです。

被害者である自分を認める、ということは

嫌な目に会った、ということを

認めるということです。

それだけはどんなことがあっても、

認めるわけにはいかないのです。

だからこそ、

「わたしは嫌な目になんか会っていない」

ということを証明しようとしてしまいます。

 

や、どんなことをしても、

《わたしが悪かった》ということを

認めたくない人は、

常に被害者であろうとします。

被害者であることを証明しようとします。

 

ぜなら、加害者になる、ということは、

わたしが悪い、ということです。

加害者であることを認める、ということは、

自分が悪かった、ということを

認めるということです。

それだけはどんなことがあっても

認めるわけにはいかないのです。

だからこそ、

「わたしは悪くない。悪いのはあの人」

ということを証明しようとしてしまいます。 

 

うしても被害者であることを認めない人と、

どうしても被害者であろうとする人。

それぞれにその人のアイデンティティーという

《信念》がいつもその結果をもたらしています。

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人のせいにすると、かえって怒りは収まらなくなってしまう

ルシアです。

あなたがなにかに対して怒ってしまった時、

その原因を人のせいにしたほうが

楽なような気がします。

自分は悪くない。

悪いのはあの人。

人のせいにしたほうが

責任を取らずにすむから、

無責任でいられるような気がします。

 

もじつは、

人のせいにした方が、

かえって怒りは収まらなくなってしまいます。

 

見、自分のせいにすると苦しくなって、

人のせいにすると楽になるような気がしますが

じつはそうではありません。

 

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のせいだということは、

あなた以外の他人が原因だということです。

他人が引き起こしたことなので、

自分ではどうにもならない、ということです。

 

のせいにする、ということは、

自分の自由意思ではどうにもならなかった、

ということにしてしまう、ということです。

 

分の自由意思ではどうにもならなかった、

ということは、

こちらに選択権はなかった、ということです。

人のせいにする、というのは、

選択権をあいてに委ねてしまう、ということです。

 

の不満や怒りがいつまでも収まらないのは、

あなたの人生の選択権を他人に奪われた、

人生の選択肢を他人に奪われた、

あなたの自由を他人に奪われたことへの

怒りなのです。

 

ちろんそんなものは

あなたの無意識下で起きていることなので、

自覚は無いと思います。

 

も、ほんとうは

その怒りを生み出したのは、

あなたの自由意思によって選択された結果です。

あなたの判断、選択によって、

その結果があなたに訪れたのです。

 

つまでも怒りが収まらないのは、

その怒りの原因を、

あなたが人のせいにしたからです。

でも本当はあなたは自分の意思で、

自分の選択でその怒りを選んだのです。

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