ガルシアです。
事なかれ主義というものがあります。
できるかぎり生活に波を立てずに、
穏やかに暮らそうという気持ちは分かります。
誰だってほんとうはそうしたいと思います。
でもなかなかそうも言ってられなくなってきました。
ごく少数の人の意見で
世の中が変わることがあります。
ほんの一部の人のクレームで、
それまでの対応が変わることがあります。
除夜の鐘がうるさいと言われて、
中止になってしまうとか、
園児の声がうるさいから、
保育園が作れないとか。
それでもほとんどの人は
そうは思っていないはずです。
そのことに不満や不快さを
感じていないはずです。
それなのに、
100人中1人でも声を上げる人がいたら、
文句を言われることを避けるためにやめてしまう、
ということが起きてしまいます。
これがエスカレートすると、
言ったもん勝ち、みたいになってしまいます。
99%の意見が黙殺されて、
1%の人の意見が通ってしまいます。
もちろん一部の人の意見を尊重せずに
すべてを多数決で決めればいい、
ということではありません。
でも、行き過ぎてしまうと、
ごく一部の不満を抱える人の意見ばかりが、
まかり通ってしまい、
結局は99%の人が我慢を強いられる、
ということになってしまいます。
同じ出来事でも、
不満を感じる人と、
不満を感じない人がいます。
「そんなことくらいで腹を立てるの?」
と思う人がいます。
もちろんそういう人のほうが少数派です。
大多数の人はそこに不快さを感じていないし、
そんなことで怒ったりしません。
だからこそ、世の中が、
その《クレームを言う人》のほうに
合わせてしまうと、
それまで特に不満も不快さも
感じていなかった大多数の人は、
今までよりも窮屈になったり、
かえって我慢を強いられるようなことに
なってしまいます。
もちろん、
すべての人を満足させることは不可能です。
知らず知らずのうちに差別されていたり、
理不尽な目に合っている人の問題を
解消することは大切です。
でも、多くの人がそれでよしと思っていることを、
ごく一部の人の不満やクレームでひっくり返すことが、
はたしてみんなの幸せにつながるのでしょうか。
日本人はなかなか声を上げない民族です。
世界の中でもこの文化は独特だと思います。
主張しないものが権利を得られないのは、
世界の常識ですが、
日本では長い間そうではありませんでした。
それでも、ごく一部の人の不満で、
多数の人が今までの権利を奪われ、
我慢を強いられるのなら、
それを見て見ぬふりを続けることが、
結局は多数の人が我慢する結果を招く、
ということになってしまいます。
なにも言わない、ということにも、
その結果を招いた責任があるのです。
◇セミナーのお知らせ◇
◆9月12日(土)東京1Dayセミナー
◇月額会員制のご案内◇
・1Dayセミナーのフル動画が30本以上見放題!
・心の方程式を学ぶならまずはここから
・月に一度直接あなたの質問にお答えします。
・当月分無料、退会はいつでも自由です。
あなたのお越しを心よりお待ちしております。
↓ ↓ ↓ ↓
↓↓↓ポチっと応援おねがいします♪↓↓↓
ワクワクで行こう♪~心の方程式~音声教材&DVD
「ワクワクで行こう♪」のダイジェストをお話しています