ガルシアです。
先月こんな記事を書きました。
この内容について、
ちょっと思ったことを書いてみます。
だいぶめんどくさい内容になってしまった・・・
上の記事でも書いていますが、
「しゃべれるけど書けないんです」ではなく
書けないものは、しゃべれない、
ということです。
しゃべれているような気がするだけで、
じつはその会話は文章として、
成り立っていないことに、
《気がついていない》だけです。
どんな内容を、どんな表現で伝えようとするのか。
その構成が頭の中で先に出来上がっていたら、
必ず文章にすることができます。
文章なら書きなおしや手直しが出来ます。
あとから修正することができます。
でも、話す、ということは、
その音が修正されずに、その場で、
口から出て行ってしまう、
ということです。
もしもこれが文章なら、
あとからの修正無しで、
一発で書ける、ということなのです。
「文章で書けない」ということは、
話そうとすることの内容の、
全体の構成が把握できていない、ということです。
話そうとする内容を、
どんな風に表現していいのかが、
明文化できていない、
その内容を言い表す概念が、
頭の中でしっかりと定義されていない、
ということです。
話せるけれど書けない、というのは、
自分の頭の中の概念が、
明確に定義されていないことに、
《気がついていない》ということなのです。
ふだんあなたが頭の中で考えていることは、
その単語や表現において、
《そのほとんどが》じつは定義づけられていません。
その単語をどんな意味で使っているのか。
その表現はなにを言い表しているのか。
なにかの話をしている時に、
そのことを意識せずに話しているので、
いざ文章にしようと思ったときに、
《てにをは》が変になったりして、
文章にならないのです。
話せるけれど文章にならない、というのは、
あなたの頭の中にある概念のうち、
あなた自身もまだ具体的に把握できていない概念が、
まだまだたくさんある、ということです。
そして「把握できていない概念がたくさんある」
ということに気がついていないことがほとんどなのです。
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