ガルシアです。
ここ3日ほど連続で潜在意識について書いています。
潜在意識は目にも見えず、
機械で測定することも出来ないので、
いくらでも怪しい話にすることが出来ます。
そのためになにか得体のしれない、
なんだかよく分からないものだと
思ってしまいがちです。
それでも潜在意識は《あなたの一部》
であることに変わりは無いのです。
潜在意識はたとえて言うなら車のエンジンです。
あなたを強力に後押しし、
あなたが適切にその意思を伝えさえすれば、
あなたを好きなところへ連れて行ってくれます。
もちろん、エンジンが勝手に、
あなたをどこかへ連れて行くわけではありません。
その、潜在意識というエンジンに、
いろいろと指示を出しているのは、
なによりもあなた自身なのです。
潜在意識はエンジンと同じように、
そこに直接触ることはできません。
また、休みなく働いているからこそ、
エンジンと同じように、
その内部を見ることもできません。
ピストンの動きを《あなたが直接》手で触って
早めたり緩めたりすることはできないけれど、
アクセルを踏むことで、ガソリンを供給し、
エンジンの回転数を上げて、
スピードをアップすることが出来ます。
エンジンの構造は分からなくても、
アクセルを踏めばエンジンの回転数が上がり、
スピードが上がって、
目的地に早くたどり着ける、
ということをあなたは知っています。
あなたがどこかでエンジンの構造や、
性能の引き出し方を学んで、
力ずくで直接エンジンの性能を引き出しているのではなく、
適切なタイミングでアクセルを踏むからこそ、
エンジンはその性能を引き出されるのです。
車を早く走らせるコツは、
あなた自身がエンジンの構造に詳しくなったり、
そこをいじろうとしたり、
「早く走れ!」と願うことではなく、
ただ、アクセルを踏めばいいだけです。
もちろん、エンジンの構造を知らないよりも、
より詳しくなったほうが、
よりいっそうエンジンの性能を
引き出すことが出来るでしょう。
でもそれはまずはアクセルを踏んで、
ハンドルを適切に切ってから、です。
運転技術を磨かずに、
エンジンの構造だけに詳しくなっても、
車を早く走らせることはできません。
そして、同じように、
あなた自身が今、
ハンドルをどちらに切っているのか。
それが分からなければ、
車はあなたの思う方向には進みません。
ましてや、ハンドルを握っているのか、
握っていないのか、すら分からなければ、
車はどこへ向かうかも分からず、
あちこちぶつかってしまいます。
ハンドルをどのくらいの角度で、
どんな速さでどう切れば、
あなたの進みたいほうへ曲がっていくのか。
どのくらいアクセルを踏めば、
一番性能を引き出すことが出来るのか。
エンジンの構造を学ぶことよりも、
それを知ることのほうが、まず先決です。
あなたのエンジンが働いていないのではなく、
あなたのエンジンがほかの人と比べて
劣っているのでもなく、
あなたのアクセルの踏み方とハンドル操作が、
あなたの意志とちぐはぐなだけなのです。
あなたが潜在意識に伝えているメッセージは
どのくらいアクセルを踏んで、
どの方向に、どのくらいハンドルを切っているのか、
あなたはちゃんと把握できていますか?
日ごろの疑問や、悩み、
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どんなジャンルの質問でもOKです。
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