ガルシアです。
僕は日常生活のあらゆる場面で、
人の頭の中で、
人のココロの中で、
僕の周りで。
いったい何が起きているのか、
そして、なぜそうなっているのか、
なぜそんな反応をしてしまうのか。
なぜそのインプットに対して
そのアウトプットになるのか。
そういうことをついつい考えてしまいます。
きっとそういう事にものすごく関心があるんだと思います。
「なぜそうなっちゃったのか」
「なぜみんながそんな反応をするのか」
のほうにすごく興味が湧いてしまうのです。
その出来事自体を自分がどう感じるのか、は後回しです。
というよりも、そこはどうでもいいんです。
あんまり関心が無い。
それよりも、
「うわー、なんでそんな反応になっちゃうのかな？」
のほうに興味が湧き、
なぜその反応になったのかの理屈が気になるのです。
その反応の奥底にあるその人の世界観、
つまり「その反応になった本当の原因」を
分析、解明したくなるのです。
それは本人が喜んでいても、悲しんでいても、
落ち込んでいても、浮かれていても同じことです。
本人にとって今悩んでいることの原因や、
解決したいこと、問題だと思っていることが、
じつはまったく悩みの正体では無い、
ということも
カウンセリングの現場ではとてもよくあることです。
例えばヤル気が出ないことを悩んでいる人がいるとしたら、
本人は「ヤル気が出ない」ということを問題視しているわけです。
だからなんとかそこを解決しようとして、
いろいろ試してはみるものの、
なかなかヤル気を出せずに悩んでいます。
でもじつは「ヤル気が出ない」ということは
問題でも何でも無いのです。
ヤル気が出ないことが悪いわけではなく、
ヤル気を出せないあなたの根性や性格が悪いわけでもなく、
「ヤル気が出ないこと」を問題だと思い、
その状態を良くないこと、改善すべきことだと思い込んでいることこそが、
その悩みを発生させている、と言うことです。
もちろんヤル気が出ないのが良いことだ、とか、
「そのままでいいんです」というつもりは毛頭ありません。
そもそも良いとか悪いなどという問題では無いのです。
現状＝ヤル気が出ない。
理想＝ヤル気が出ている状態。
というだけのことで、
そもそも善し悪しという問題では無いのです。
現状を把握して行きたい場所に行くためにどうすればいいかだけを考える、
ということです。
あなたが旅行に行きたいとしたら、
現在地の把握と目的地への行きかたしか考えないはずです。
現在地にいることを良いとか悪いという基準では考えないはずだし、
「ここにいる状態を何とかしなきゃ！」なんて思わないはずなのです。
「温泉行きたいよね～」って思ったら、
いつ行くのか、どうやっていくのか、
そういうことしか考えないはずなのです。
あなたがヤル気が出るかどうかは
【良い、悪い】の問題ではありません。
ヤル気が出る理由と出ない理由があるだけ、ということです。
あなたがたまたま「ヤル気が出ない場所」にいることが、
今ヤル気が出ない原因です。
そこにはちゃんと「ヤル気が出ない」理由があるのです。
あなたが「ヤル気になれる」場所へ移動すれば、
放っておいても勝手にあなたのヤル気は湧いてきます。
今いる場所のままでヤル気を出そうとすることに
そもそも無理があるのです。
行きたい場所へ行く方法だけ考える。
ということなのです。
◇次回大阪１Dayは３月１１日１２日の予定です。◇
大阪でのセミナーですが、
特にハッキリとしたテーマがあるわけではありません。
セルフイメージと潜在意識の関係やそのしくみを元に、
日常で気になっている心の問題に焦点を当てていきながら、
今回も濃い内容を面白くお届けします。
疑問や質問など備考欄にご記入いただければ、
セミナー内容に盛り込みます。
もちろん初めての方にも分かりやすく、
再受講の方も毎回新しい発見があると思います。
入り口部分を簡単にまとめてみました。
よかったらこちらもどうぞ。
前回から二部制にしたことで、
今までの潜在意識に関するもやもやや
一部で聞いた内容への混乱が
かなりスッキリと解決できると思います。
二部ではみなさんからいただいた質問などを中心に、
具体的に日常生活で応用できるような話をしたいと思います。
まだ未体験のかたはぜひ一度セミナーへお越しください。
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