ガルシアです。
コミュニケーションとは、
お互いのイメージのキャッチボールです。
相手のイメージをどこまで正確に推測できるか。
それがコミュニケーション力です。
何かを話す、というのは、
頭の中に何らかのイメージがあって、
それを言葉や身振り手振りを使って、
《今、目の前には無いもの》
を表現しようとする行為です。
仕事や同僚や彼女、彼氏の話、
先日見たテレビや映画の話、
目にした記事、読んだ小説、
ある事柄についての自分の意見や考えなど、
どれも目の前には存在しないものばかりです。
目の前にあるものについて話している場合でも、
それに対する思い出とか感想とか意見とか、
目に見えないものを伝えようとします。
伝えたい内容を相手にどう伝えるのか、は
伝えている人の力量しだいです。
そしてそれをどのくらい正確に受け止め、
脳内で再構築するのかは、
受け止め手側の力量しだいです。
結局コミュニケーションとは、
「お互いのイメージを交換しあう」
ということに他なりません。
相手のイメージを出来る限り主観を交えず、
正確に受け取る能力と、
それを読み解く読解力。
相手に伝えるときに相手に伝わりやすいように、
相手の世界観を正確に把握し、
相手が脳内で翻訳しやすいように伝える言語能力。
《※特に子どもに話すときには無意識にこれをやっているはずです》
自分の話した話がどう相手に伝わったのかを、
相手の表情などから読み取る力。
結局は相手のイメージを読み取り、
相手の世界観を推測、理解し、
自分の作り出した世界観やイメージを
相手の世界観に合わせた言語で伝える能力。
その伝達力と表現力。
そのキャッチボールの総合力が
コミュニケーション能力です。
であるならば、これは、
個人対個人だけの話にとどまらず、
法人対顧客や経営者対従業員もすべてそうです。
マーケティングもキャッチコピーも
ブログも商品開発も
人事の問題も人間関係も、
四半期予算管理も中期経営計画も、
上司と部下も、戦略や戦術も、
LPやSEO対策なども、
そこに人間の意識が介在する限り、
すべての場面で
イメージのキャッチボールが存在します。
そしてこれらに発生するすべての問題は、
すべてがコミュニケーションの観点から、
解決できるはずです。
どうやって相手を観察し、
お互いの理解力を深めていくのかは、
潜在意識とイメージと感情のしくみが、
すべてのカギを握っています。
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