ガルシアです。
先日こんな記事を書きました。
たとえば、新しい知識や、
今まで知らなかった手法に接したとき、
僕は「あ、なるほど！」と感心することはあっても、
それをそのまま鵜呑みにすることはまずありません。
感心するのは、自分なりに
一度ちゃんとその理由を考えてみたからです。
「なるほど、確かにそのやり方なら、
効果があるだろうな」
と思えたからです。
理由やしくみが自分では分からなくても、
やってみなきゃ分からないことについても同様に、
「じゃ試してみようかな」と思います。
でも「こうするほうがいいです」
「こうしましょう」と言われて、
《なにも考えずに》やってみることはありません。
特に心の分野のノウハウやスキルに関しては、
なんでもまず「ほんとうにそうかな？」と思って
まず自分の中でシミュレーションして考えてみます。
ちゃんとリアルにイメージして、
本当にそんなことが心の中で起きるのか。
言われたとおりにやると、
ほんとうにそうなる感じがするかどうか。
そこに正当な理由としくみはあるのか。
そこを考えることがとても大切だと思っています。
うまい例えが見つかりませんが、
例えば「相手を承認すればストレスは軽減する」
とあなたが言われたとします。
「そうなんだ！」と思って、
すぐに実践しようとする人もいるでしょう。
でも僕は「本当にそうなのかな。
そもそも承認できないから、
その人のストレスになっているんだよな。
承認できないことがストレスの原因なのに、
ストレスを軽減するために承認しろと言われても、
それじゃ順番が逆じゃないか」
「問題は承認できていないことじゃなくて、
承認できないことを良くないこと、
悪いこと、自分はダメなんだ、
とジャッジしていることが問題なのに」
「なぜ承認できないのか。
承認できない理由や原因は何なのか。
どんなしくみがそこにあるのか。
本当に承認しなきゃダメなのか。
そこが解決しない限り、
そもそも承認なんてできないはず」
「それが出来ないから悩んでいるのであって、
言われて承認出来るくらいなら
最初から苦労はしないよな」
と思ってしまうのです。
めんどくさいやつですみません。。
鵜呑みにする部分と、
「ほんとうに？」と疑ってみる部分。
どんな基準で僕がその違いを判断しているのか、を
文章で的確に言い表すには、
ここからさらにもっと文字数が必要ですが、
少なくとも僕の頭と心の中では、
その境界線は非常に明確です。
そこにもやはり心の方程式が存在しています。
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