ガルシアです。
取り掛かってしまえば、
すぐに終わるタスクでも、
なかなかヤル気になれないと、
ついつい、後回しにしてしまいます。
それでも、なんとかがんばって
ヤル気になろうとします。
ヤル気になろうとしても、
なかなかヤル気になれない。
いつまでたっても取り掛かれない。
そこに悩んでいる人は多いと思います。
でも《ヤル気になろうとして》
「やらなきゃ。。」と思って、
ヤル気になれた人はいません。
たぶん人類史上誰もいません。
それどころか、
「やらなきゃ。。」
と思えば思うほど、
どんどん面倒くさくなって、
ヤル気が無くなってしまいます。
そのあたりのしくみは
こちらの記事を参考にしてみてください。
今日は「なぜヤル気が出ないのか」
という話ではなく、
ヤル気が出ない時にはどうすればいいのか、
という話を書いてみます。
おかげさまで、
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冒頭にも書いたように、
そもそもヤル気にならないとき、
わたしたちは、
がんばってヤル気になろうとしますが、
それはなぜでしょうか。
そんな当たり前のこと、
と思うかもしれませんが、
「ヤル気にならないと取り掛かれない」
「ヤル気になれば取り掛かれる」
と思い込んでいるからこそ、
わたしたちは、作業に取り掛かる前に、
まずヤル気になろうとしてしまうのです。
でも、そのタスクを終わらせるのに、
じつはヤル気なんて必要ない、
と最初から知っていたら、
わざわざヤル気になろうとは
しないはずです。
目の前のタスクに対して、
今はヤル気になれない、
ということは、
「ほんとはあんまりやりたくない。。」
と思っている、ということです。
本当はやりたくないことに
無理にヤル気を出そうとしても、
やるたくなるはずがありません。
そもそも、やりたくないのですから、
がんばったらやりたくなる、
なんてことは起きないのです。
自然に考えたら、
人の心はそうなっているはずです。
やりたくないことに対して、
そこに《ヤル気を出してから》
取り掛かろうとするのは、
とても大変なことです。
上の記事にも書きましたが、
それはほぼ不可能なことです。
でも、あなたがこれから、
取り掛かろうとしているタスクは、
そんなにヤル気が必要なのでしょうか。
ほんとうに、ヤル気がないと
出来ないようなことなのでしょうか。
もしかしたら、ヤル気なんて無くても
出来るようなことなのかもしれません。
ほとんどのタスクは、
べつにヤル気なんてなくても、
淡々と終わらせることが
出来るはずです。
たとえどんなノウハウや
テクニックがあったとしても、
《やりたくない》嫌なことが、
《やりたい》大好きなことに
変わったりはしません。
でも、やりたくない嫌なことでも、
それを「早く済ませたくなる」
気持ちになることは可能です。
あなたにとって、
それがあなたのタスクになっているのは、
そこにたとえどんな理由があったとしても、
《それが終わった自分》
になりたいからです。
たとえそのタスクそのものが、
あなたのやりたいことでは無かったとしても、
《そのタスクを終わらせた自分》という
《なりたい自分》が、
そのタスクの向こう側に
必ず存在しています。
なぜなら、もしもあなたの中に
「それを終わらせた自分になりたい」
という願望が無ければ、
そのタスクは、そもそも
《あなたのタスク》として
そこに存在していないはずなのです。
あなたが「ヤル気にならなきゃ。。」
と思っているタスクは、
たとえそこに、お金のためや
世間体や見栄などの、
どんな理由があったとしても、
すべて、なりたい自分になるための、
予定の行動です。
ただの予定ならば、
それを消化することに、
ヤル気は必要ありません。
なにも考えず、
意志力も気合もモチベーションも使わず、
ただ淡々とこなせばいいだけです。
そこに情熱も動機も決断も、
それをやる強い理由も、
特に必要ありません。
お腹が空いて、
近所のラーメン屋へ行く時に、
《歩く》というタスクそのものに、
ヤル気なんて必要ないのと、
しくみは同じことです。
その行為は《なりたい自分》に
なりに行っているだけなのです。
それが終わった自分に、
《なりたいか、なりたくないか》
だけです。
《やりたいか、やりたくないか》
ではなく、
なりたいか、なりたくないか、
だけなのです。
あなたがタスクを消化できないのは、
情熱や決断や強い動機や無いからでも、
やる理由が明確じゃないからでもありません。
原因がそこでは無いのなら、
いくらそこに手を出しても、
問題が解決するはずがありません。
あなたはただ淡々と、
自分の身体と頭をはたらかせて、
タスクを消化することが
できるはずです。
あなたにとってのタスク、とは、
《それが終わった自分になりたいリスト》
なのです。
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