ガルシアです。
行動すれば結果がでます。
行動の大切さは本やセミナーで、
たくさん語られています。
もちろん行動せずに結果は出ません。
結果を出すためには行動するしかありません。
でも結果が出ることが分かっていても、
なかなか行動できません。
今日は感情と動機と行動と結果の
因果関係について書いてみました。
わたしたちの行動の前には、
必ず感情を伴った動機があります。
たとえ本人に自覚が無くても、
どんなにその感情が薄くても、
行動には動機となる感情が、
必ず伴っています。
わかりやすいので恋愛に例えてみます。
好きだから手をつなぎたくなります。
手をつなぐと幸せを感じます。
これは、 好きという感情があるからです。
そして、
「手をつなぐと幸せを感じられる」
ということを本人が知っている、
ということが最も重要です。
だから、
幸せを感じたいという動機（欲求）によって、
手をつなぐ、という手段（行動）を選択し、
幸せを感じられた（結果）ということです。
好きという感情があるからこそ、
手をつなぎたいという欲求が生じます。
手をつなぐことが行動（手段）で
幸せを感じることが結果（目的） です。
行動することにより、
結果（幸せ）を手にすることができます。
でも当然のことですが、
誰でも同じ行動をすれば、
同じ結果が手に入る、
というわけではありません。
いや、確かに行動すれば
《手をつなぐ》という結果は手に入ります。
でもそれで誰もが幸せになるわけではありません。
手をつなぐこと自体は目的ではなく手段です。
目的は幸せになることです。
ましてや
《手をつなげば、好きという感情が湧いてくる》
というわけではありません。
順番が違います。
あなたが日常生活でふだん行っている行動は、
あなたが自覚するしないに関わらず、
どんなに小さな行動であっても、
必ずこの原則に沿って行われています。
例外はありません。
感情が湧く→その先に自分になりたくなる
→行動したくなる→行動する
→結果が手に入る、です。
にもかかわらず、
同じ行動さえすれば、同じ結果が得られる、
と思い込まされています。
あなたが「行動すれば結果が出る」
と思っている《結果》のほとんどは、
本来は幸せになるための《手段》です。
目的はあくまでも幸せになることです。
たしかに行動すれば結果は出ます。
でもそのことと、
それであなたが幸せになれるかどうかには
なんの因果関係もありません。
その結果があなたを幸せにするかどうかなんて、
本人にしか分からないことです。
手をつなぎさえすれば、
誰が相手でも幸せになれるわけでは無いはずです。
あなたが幸せを感じられたのは
手をつないだからではありません。
ここを勘違いすると間違えてしまいます。
その人と手をつなげば、
幸せになれるいう確信が、
手をつなぐ前からあったからです。
あなた自身が、
「どうなれば幸せになれるのかを知っている」
ということがもっとも重要なことです。
大切なことは行動することではありません。
ましてや結果を出すことでもありません。
あなた自身が「どうなれば幸せになれるのか」
をちゃんと知って分かっていて、
その自分に向かって行動しているのかどうか、
幸せになれる結果を出しているのかどうか、
が一番大切なことです。
明日に続きます。
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