ガルシアです。
先日6月3日は月に一度の、
有料会員向けZOOMセッションでした。
今回もいろんなご質問をいただきました。
その中からいくつか抜粋してご紹介します。
小学校中学年の子どもがいます。
子どもが宿題を嫌がる場合、
うまくルーティンにする導き方はあるのでしょうか。宿題に限らず、社会的な
「やらねばならないこと」をサクッと終わらせて
好きなことに費やす時間を増やせたらと思います。（以下略）
この短い質問の中に、
重要な案件がたくさん含まれているので、
これは特に時間をかけて解説しました。
・うまくルーティンにしても対処療法にしかならない
・「やらなければいけないこと」は存在しない
・なぜ面倒だと思ってしまうのか
・効果的な声掛け「なにをイメージさせるのか」
このあたりの根本的な話から、
少しずつ紐解いていきました。
このあたりのしくみについては
こちらの記事を参考にしてください。
高校生の子どもが、
色んなチャレンジにしり込みしている場合
大人としてどんな言葉をかけるのが、
彼らを後押しすることになるのでしょうか。自分の経験を話したり、
自分もそのような気持ちになったことがある、
という共感をしたりしています。
これも無意識のうちに、
「チャレンジしなければいけない」
という信念が前提になっています。
チャレンジしてもしなくても、
そんなことはどちらでも構わないのです。
チャレンジすることが良いことで、
チャレンジしないのは悪いこと、になっています。
大切なことは、なぜこの子が、
チャレンジ「したい」ことが
できなくなっているのか、ということです。
その原因を解決しないまま、
無理に背中を押しても、
ますます抵抗してしまうだけだと思います。
そのあたりを解説しました。
ある日、2歳の息子が
保育園でお友だちと小競り合い？があり
「いけないんだ！」みたいなことを言われて
めちゃくちゃ落ち込んでいたらしいです。
（中略）
それで、園の先生からは
「帰ってからも悲しい感じかもしれません。。。」
って言われたのですが、特に何も言わなかったし、
こっちが聞いてなんか思い出させるのもなぁと、
それより楽しい話しようと思って対応したのですが（以下略）
ここでのポイントは小競り合いをしたことよりも、
そのあと仲直りしたかどうか、です。
（確認したら仲直りしたそうです）
喧嘩することよりも、
そこから仲直りするプロセスが、
幼少期にコミュニケーションを学ぶ上で、
とても大きな経験値になります。
喧嘩したかどうかではなく、
仲直りというプロセスをどれだけ体験したか、
が大人になる上でもとても大切です。
きっとこの子の中では、
すでに消化されていたことなので、
帰って来たときには、
既に悲しくなかったのでしょう。
いつもガルシア先生は色々なことを
知っていらっしゃるなあと思うのですが、
何か本などで読んだことをノートにまとめたり
アウトプットしたりなどを
していらっしゃるのでしょうか？色々な本を読むのが好きなのですが、
読んだことをすぐに忘れてしまいます。読んだ知識を覚えていて、
色々なことに活用したいと思うのですが、
何か実践されている良い方法がありましたらお教えください。また、パソコンで本を読んだ場合と、
紙の本で読んだ場合とでは覚えている度合いが
違うような気もしているのですが、どうなのでしょうか。
ビジネス書を月に数十冊も読む方は
また違うかもしれませんが、
僕はビジネス書をほとんど読みません。
雑学や小説、歴史、など様々な本を、
興味本位で読んでいるだけです。
だからノートにまとめたりとか
アウトプットとか特に何もしていません。
だから忘れます。
最近特に忘れます。
年齢とともに加速しています・・・
あ、もちろん質問の内容にはお答えしました。
それとパソコンで読むのと紙で読むのとでは、
脳の働いている部位が違うので、
断然紙で読むことをお勧めします。
これ以外にもたくさんご質問をいただきました。
来月は7月1日です。
みなさんからのご質問をお待ちしています。
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