ガルシアです。
昨日の記事の最後にこう書きました。
夢に対するあなたの興味や好奇心、 「好き」「なりたい」という気持ちが盛り上がれば、 きっとあなたは自然と、 行動せずにはいられなくなるはずです。
だから、あなたがまだ行動出来ないのは、
まだ行動せずにはいられないほどの、
そこまでの情熱がないことがすべての原因です。
それ以外の理由はありません。
でもわたしたちは、
「行動できない」と悩んでしまいます。
行動できないことを問題視してしまいます。
なぜ行動出来ないのか。
行動出来ない原因は何なのか。
どうなれば行動できる状態になるのか。
それを解決したくて本を読んだり、
セミナーに行ったりします。
「情熱はあるけど動けません」
「やりたい気持ちはあるのですが、
どうしても最初の一歩が出ません」
という悩みを抱えて、
それを解決しようとしてしまいます。
でも、
情熱が無いことが行動できない理由です。
ただそれだけなのに、行動できないことを
《良くないこと》《悪いこと》にして、
行動できない理由や言い訳を勉強して、
「だから行動できなかったのか」と納得し、
行動できない自分を正当化しようとしてしまいます。
ほとんどの人は物事を考える時に、
必ず「正しいか間違っているか」や
「良いか悪いか」という基準でものを考えます。
正誤や善悪や良し悪しで物事を判断します。
そして、その基準に基づいて、
自分の行動も無意識のうちにジャッジします。
だから「行動できない」ということに対しても、
「行動できないのは良くないこと」
「行動できていないわたしはダメ」
という判断を下してしまいます。
でも間違った状態のままでは嫌なので、
その状態が「正しい」「悪くない」
つまり「しかたがない」ことを証明しようとします。
そうやってほとんどの人は常に、
《自分を正当化する必要がある状態》
になってしまいます。
行動できない自分を正当化するために、
できない理由や言い訳をたくさん勉強します。
自分でも思いつきます。
そうやって無意識のうちに、
行動できない自分を正当化しようとします。
でも、どんなに自分を正当化しても、
正当化する必要がある、ということは、
「行動できない」という状態を
「間違った状態＝良くない状態」
と判断しているなによりの証拠です。
間違っている、悪い、と思っていなければ、
正当化する必要は無いはずです。
心の世界には快と不快しかありません。
その状態をあなたが好むのか好まないのか、
という基準しかありません。
そこに正誤も善悪も良し悪しもありません。
ただその状態がある、というだけです。
なぜ行動できないのか。
そのしくみと理由がある、というだけです。
「あなたが行動できない原因は情熱不足です」
というだけです。
そこに良いも悪いもありません。
そこにあるのはあなたの好み、
好きか嫌いか、という基準があるだけです。
そのことが本当に腑に落ちていたら、
もう自分を正当化する必要は無くなります。
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