ガルシアです。
先日、ＤＸ13期生のための
フォローアップオンライン講座の中で
こんな質問をいただきました。
大切なポイントが含まれていますので、
ブログでもシェアします。
潜在意識は時間の感覚がない、なので未来の、もしこうなったらどんな感じかな、、、？ が良い感じになれるんだと思うのですが、逆に過去のもしこうしてたらこうだったのかな、、、？ というのは潜在意識にどう入るのでしょうか？ いつもしてる、あの時こんなYES！だったな、はいい感じに入る気がするのですが、あの時〇〇してたら今こうだったんじゃないか？っていうのは今うまく行ってない私、が前提にある気がするのですが、どうなんでしょうか？？
いくつかの部分に分かれていますので、
一つずつ解説してみます。
まず、
＞潜在意識にどう入るのでしょうか？
という部分についてですが、
これまでにも書いてきた原則の通り、
潜在意識には時間という概念はありません。
あなたが頭でいくら考えていても、
過去や未来、という概念は
潜在意識には届きません。
ただの《イメージ》が届けられるだけです。
「こうなったらいいな～」も
「あの時、こうしていたらこうなっていたのに」
も潜在意識にとってはどちらも
ただのイメージです。
「こうなったらいいな～」の「こうなった」
「こうなっていたのに」の「こうなって」
というイメージが届けられているだけです。
おそらく質問された方は、
未来のことや実際に起きたワクワクなら、
抵抗感なくスッと入っている感じがするけど、
過去のことを思い出して、
「こうやっとけばよかった」
と反省したり後悔したりするときは、
いつもと感じが違うけど、
これってやっぱり潜在意識への届き方も
違うのかな、と思ったんだと思います。
でもあなたが後悔してもワクワクしても、
潜在意識にとっては同じただのイメージです。
「こうやっておけばよかった」と後悔する、
というのはそのイメージに対して、
感情が湧いている、ということです。
感情がともなったイメージは、
潜在意識に届けられます。
その原則はなにも変わりません。
後悔しても反省してもワクワクしても、
あなたがそのイメージに対して、
感情を持っていたら、
そのイメージは潜在意識に届けられています。
二つ目の、
＞あの時〇〇してたら今こうだったんじゃないか？っていうのは今うまく行ってない私、が前提にある気がするのですが、どうなんでしょうか？？
という質問に関してですが、
結論を先に言うと、そんなことはありません。
「あの時〇〇していたら、
今こうだったんじゃないかな」
とイメージするのはただの仮定です。
実際には起きなかったことを、
イメージしているだけです。
「今は左の道を来たけれど、
あの時右に曲がっていたら、
今はあの店についていたな」
というのはただの仮定ですが、
「あ～～、そうしておけばよかった」
と思ったら、それは今を後悔している、
ということです。
仮定をするということと、
今を後悔する、というのは、
同じことではありません。
わたしたちは仮定をして、
それから後悔するかしないか、
という順番でものを考えています。
初めから後悔するつもりで
イメージしているわけではなく、
たとえ瞬時であっても、
イメージしてから後悔しているはずです。
「あそこで曲がっておけばよかった」
ということと
「あそこで曲がったらこうなっていたな」
というのは同じことではありません。
つまり、
＞あの時〇〇してたら今こうだったんじゃないか？
というのは
あの時〇〇しておけばよかった
とは違います。違うはずです。
前者は今と比較しているわけではありませんが、
後者は今の自分と比較しています。
＞今うまく行ってない私、が前提にある気がするのですが、どうなんでしょうか？？
これは前提になっている時もあるけど、
なっていない場合もあります。
必ずなっている、とは限らない、
ということです。
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