ガルシアです。
今日は先日書いた記事の続きです。
前回こんなことを書きました。
《～～を気にしていない自分》 《～～を感じていない自分》 をイメージしようとしても、 瞬時に《～～》の部分のイメージが 湧いてくるはずです。 わたしたちの脳はそういう風にできています。
あなたが楽しいと思っていないものを、 「楽しいと思うようにしましょう」と言われたら さすがにできないことに気がつくけれど、 「ぜひ楽しんでみましょう」と言われたら、 そんなことできるはずが無い、 ということに気づくことは、 かなり難しくなってしまいます。
ではどうすればいいのか、
ということと補足を書いてみます。
以前セミナーで、
「～～じゃない自分」ってイメージできないですよね、
という話をしたときに、
「いや、出来ますよ」とおっしゃる方がいました。
どういうことかと伺ったら、
「海じゃないってことは山にいるとか、
そういうことですよね？」と言われました。
それは「海にいない」じゃなくて
「山にいる」イメージです。
「海じゃないのはどこでしょう？」
というクイズじゃないので・・・
でもこれ、左脳で考えたらそうなってしまいます。
「～～を気にしていないわたし」
と言われたらちょっと難しいけれど、
「～～じゃないわたし」と言われたら、
そうではないものを頭で探してしまいます。
「南の島にいないわたし」なら、
山登りをしてるわたし、とか。
これは左脳で答えを探す、というやり方が、
今までの癖になっているからです。
「海じゃない場所をイメージしてください」
「じゃあ山ですね」みたいな。
そうではなくて「海じゃなくて」と言われたら、
瞬間的に海が浮かんでくるはずです。
「猫じゃない」と言われれば猫が、
「ゾウじゃない」と言われたらゾウが、
パッと思い浮かぶはずです。
その無意識の反応は、
自分ではコントロールできないはずです。
そして、コントロールできないからこそ、
《とっさにどんなイメージをしているのか》
が大切なのです。
前回も書いたように、大切なことは
《なにをどんな風に感じていない自分なのか》
ではなく、
《なにをどんな風に感じている自分なのか》
つまり《気になっていないわたし》とか、
《ここが治っているわたし》とか、
《～～ではなくなっているわたし》とかではなく、
《どうなっているわたし》なのか、
《どんな自分になりたいのか》です。
今、気になっているものは仕方がありません。
そこにフォーカスしているのに、
「それを気にしないように」なんて出来ません。
今気になっているものは、
そのまま放っておいて構いません。
なぜならそこになにも問題は無いからです。
今のあなたの心や身体のしくみが、
そこが気になるようになっているからです。
それよりも、
「そこをなんとかしなきゃ」と、
今の状態や症状にフォーカスし続けることが、
余計にそこから、
あなたを離れにくくしてしまいます。
今、気になっていること自体を、
どうこうするというよりも、
今、気になっているからこそ、
その未来のあなたになりたい、
という情熱が湧いているのです。
今、気になっている、
ということそのものが、
あなたの情熱が湧いている原因です。
だからこそ、
その欲しいあなたが手に入ったら、
どんな感じがするのか、
どんなに嬉しいのか、
そんな自分をどう感じているのか、
をイメージして、
思う存分その感じを味わうことが、
なによりも大切なのです。
それこそがまさに、
それを解決しようとすることと、
そうなったらどんな感じなのか、では、
潜在意識に伝わるメッセージが真逆です、
ということの本当の意味です。
ちなみに数字や金額そのものは、
潜在意識に届きません。
数字や金額だけというそのもの自体には、
なにもイメージが無いからです。
それを手にしたあなたはどんな感じがするのか、
そのお金でどんな未来を実現したいのか、
それが本当に実現したら、
どんな感じなのか。
数字やお金の先にイメージがあるからこそ、
そこに感情が湧いて、
そのイメージが潜在意識に届けられるのです。
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