ガルシアです。
昨日こんな記事を書きました。
《行動する》という例を挙げて、
良し悪しでも、ねばならない、でもなく、
やらずにはいられないかどうか、
やりたいことなのかどうか、
ということについて書いてみました。
書いているうちに、
別の書きたいこと、というか
補足したいことが出てきたのですが、
それを追加してしまうと、
当初の主題がぼやけてしまうので、
無理やり（？）そこはカットして、
シンプルにまとめました。
今日はその補足分について書いてみます。
行動しなくていいわけではなく、
行動しなきゃいけないわけでもなく、
どう行動したいのか、
あなたがどうなりたいのかが大切です。
たしかにそれが一番大切なことには
違いないのですが、
今までずっと良し悪しで考えて、
正解を探し続けてきた人にとっては、
「どうなりたいの？」
という質問に答えることが、
とても難しいはずです。
無意識のうちに常に正解を探してきた人は、
「どうすればいいんだろう」
「どうするのが正解なんだろう」
「どれを選ぶべきなんだろう」
という質問を自分に対して行ってきたはずです。
なにかを判断する時に、無意識のうちに
正解を探すクセがついてしまうと、
自分の好みが分からなくなってしまいます。
なりたい自分もやりたいことも、
今まで考えたことがなければ、
分からないのは当然です。
頭で考えても答えが出ないのは当然です。
なりたい自分もやりたいことも、
あなたの頭ではなく、
心で探すものだからです。
そういう人は、
「どうなりたいですか？」と聞くと、
「どうなるべきですか？」
「どうすればいいですか？」
と聞き返してしまいます。
もちろんそんなことは、
他人に聞いて分かることではありません。
あなたがどんな人生を歩みたいのかなんて、
あなた以外の人に分かるはずがありません。
でも、急にそんなことを言われても、
今まで考えたことがなければ、
分からないはずです。
人は自分では分からないことは、
他人に言われたほうが楽なのです。
他人にやれと言われて、
言われたとおりにやったほうが楽なのです。
それなら言われたとおりにやって、
結果が出なかった時に、
あいてのせいにできるから。
言われたとおりにやったけど、
結果が出なかったじゃないか！と言えるから。
自分で責任を取らずに、
自分の人生を他人のせいにできるから。
自分で探さなきゃいけないことは面倒です。
頭も心も使わなければ、
あなたが幸せになるための答えは出ません。
だったらほかに「答えを知っています」
と自分で言っている人に聞いたほうが、
手っ取り早いし、責任転嫁できるからです。
でも、そんな人生に憧れる人はいないはずです。
人に言われたことをやって、
人のせいにしても、
幸せになれないことくらい、
みんな薄々分かっているはずです。
だったら、これからは、
「どうすればいいんだろう」の代わりに、
「どうなりたいのか」
を自分の心に問い続けるしかないのです。
補足のほうが長くなってしまった。。。
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