ガルシアです。
先日妄想と夢の違いについて、
こんな記事を書きました。
その内容について、
こんなご質問をいただきました。
夢と妄想について2つ質問があります。
①夢も妄想も両方とも、イメージに感情が伴って潜在意識に入っている、
と思うのですが、その違いは？
【妄想】
→イメージの中で、そうなっている自分の姿を自分が見ている
それは既にB地点にたどり着いてしまっている状態のイメージだから、
行動に移そうとする必要がなくて、そこに浸って満足している状態。
【夢】
→イメージの中で自分の目線で物事を見ている
今いるA地点とイメージのB地点とのギャップに違和感が生まれて、
そこに早くたどり着きたくなって、どうやったらそこに辿り着けるかをついつい考えてしまう状態。
②その夢を叶えたくて、居ても立っても居られなくなって、どうにかその自分になりたいと思うのだけれど、どうすればそこにたどり着けるか全く見当も付かなくて、だから具体的な行動や計画的に物事を進めることができない、ということがたまにあります。
なのに、なぜだかよくわからないけど、気がついたらいつの間にかB地点にたどり着いていた♪
みたいなことが時々あるのですが、それは何故でしょうか？
（具体的な行動は分からないから何もしないのだけど、それでも居ても立っても居られないから、とにかく周りの人に喋ってしまう、という行動？はしてしまいます。）
①については概ね合っていますが、ちょっと補足します。
この方は、妄想について、
それは既にB地点にたどり着いてしまっている状態のイメージだから、
行動に移そうとする必要がなくて、そこに浸って満足している状態。
と書いていますが、
妄想は《そうなっている自分を見ている誰かの視点》と
《実際にそうなっている自分の視点》と
両方の場合があります。
そしてそれは別にどちらでも構いません。
妄想と夢の違いは、
そこではありません。
つまり妄想か夢かの違いは、
視点の違いではなく、
リンク先の記事でも書いているように、
そこに《いつまでも浸っていたいのか》
それとも《居ても立ってもいられなくなるのか》
という感覚の違いです。
本人が意識しているかどうかは別として、
妄想はどこかで、
「そんなことあるはずがないからこそ、
つい夢想していつまでも浸っていたくなる」
という自覚があるはずです。
そして夢は、
どこかでできるような気がして、
居ても立ってもいられなくなるのです。
つまり夢との違いは、
本人がそこにどのくらいのリアリティーを
感じているのか、
ということなのです。
もう一つは、
それは既にB地点にたどり着いてしまっている状態のイメージだから、
行動に移そうとする必要がなくて、そこに浸って満足している状態。
と書いていますが、
すでにB地点にたどり着いているイメージで、
ましてそこに感情が湧いているのなら、
現在地（まだたどり着いていない）
とのギャップを早く埋めたくなって、
早く行動したくなるはずです。
もうたどり着いているから行動に移そうとする必要がない、
なんてことはありません。
なによりもたどり着いていないことは、
本人が一番よく分かっているはずです。
まだたどり着いていないからこそ、
そこにリアリティーがあって、
感情が湧いているのなら、
早くそこに行きたくなるはずだし、
リアリティーが無ければ、
いつまでもそこに浸っていたくなるはずです。
ちょっと長くなったので明日に続きます。
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