ガルシアです。
アイデアも対策も
人の気持ちを推測することも
コミュニケーションも、
マーケティングもビジネスも、
すべてはシミュレーションです。
目の前で実際に起きている、
客観的な事実と、
そこからのイメージ。
アイデアや対策が
すぐに思いつく人と
思いつかない人の違いは、
シミュレーション能力の差です。
だから、冷静に対応できる人と、
すぐにパニックになる人の差も
シミュレーション能力の違いです。
言うまでもありませんが、
すべての出来事において、
わたしたちが選択する対応の
結果について【絶対】はありません。
結果に対する【絶対】が約束されてない以上、
結局はどれを選んでも、
失敗する可能性をゼロにすることはできない、
ということです。
この時点で、あらゆる選択肢は
「でも失敗したらどうしよう」
ということを考えても意味がない、
ということになります。
わたしたちは、
より《望まない結果よりも
望む結果になる可能性のほうが高い》
ほうを考え、選択していくしかありません。
どんな対策を選んだとしても、
そこに【絶対】が無い限り、
「もしこうなったらどうしよう」や
「そうなるかもしれないからやめておこう」
というのは考えても意味がありません。
可能性をゼロにできない、ということは
「そうなるかもしれない」を
ゼロにすることもできない、
ということです。
どうせゼロにできないのなら、
そこを心配するだけ無駄です。
考えるのなら、
「どうすればそうなる確率を下げられるか」
です。
望む結果と望まない結果。
どちらの確率の方が高そうなのか。
それを考えた上で、
望まない結果になる確率が
高そうだからやめておくのか、
それとも、
望まない結果になる確率は高そうだけど、
つまり、うまくいく可能性は低そうだけど、
それでもやってみるのか。
あるいは、
望む結果になる確率が、
高そうだからやってみるのか、
それとも、
望む結果になる確率は高そうだけど、
つまり、失敗する確率はほとんど無いけど、
万が一があるからやっぱりやめておくのか。
目の前にある客観的な事実をもとに、
冷静に判断したつもりでも、
あなたが選んだ選択肢は、
必ずあなたの頭の中のイメージによって、
独自のフィルターが掛かっています。
ほんとうに望む結果が得たいのなら、
つねに可能性や確率が高そうなほうを選んでいるか。
望む結果が得たいはずなのに、
選んだ選択肢は、その望む結果に相反していないか。
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