ガルシアです。
昨日書こうと思っていた話が、
なぜか途中からぜんぜん違う話に
なったのであらためて。
あなたがその時間を「楽しかった!」
と思えるのは、
その内容そのものが楽しかった、
ということももちろんありますが、それよりも、
あなたが《楽しめる状態》になっていたかどうか、
ということがもっとも影響します。
どんなに面白い出来事があっても、
どんなに楽しい映画を見ても、
あなたの心がそれを楽しめる状態に
なっていなければ、
「楽しかった!」とは感じられないことは、
誰にでも心当たりがあると思います。
どれだけリラックスしていたか、
どれだけ場所やあいてに
心を開いていたかどうかが、
あなたが楽しめるかどうかに、
とても大きな影響を与えています。
そういう条件が満たされて初めて、
わたしたちは《楽しめる状態》
になることができるのです。
だから、あなたが緊張していたり
警戒している時に
相手からどんなに「楽しもうよ」と言われても、
ぜんぜん楽しくならないし、
いつもなら楽しめるものも
楽しめなくなってしまいます。
そのこと自体が楽しいかどうかよりも、
あなたがまず《楽しめる状態》になっているかどうか。
そのためにはまず、
あなたが心を開いているかどうか。
それがなにかを楽しむための、
最低限の条件だと思います。
心を開いている、ということは
もちろん、リラックスしている、
緊張していない、ということです。
スポーツ選手などが《ゾーン》に入っている、
という状態も、
適度な緊張と適度なリラックス状態ですが、
それはまたちょっと違う話になるので、
今は通常の「リラックスしている」という状態を
思い浮かべてください。
あなたが先に心を開いたのか、
あいてがあなたの心を開いてくれたのか、
そこはケースバイケースですが、
いずれにしても、
あなたがガチガチの緊張状態では、
楽しめるものも楽しめなくなってしまいます。
ちょっとこのあたりで、
コミュニケーションのことも
思いついてしまったので、
明日書いてみます。
あなたが「あ~~楽しかった!」と思えたのは、
それがあなたにとって楽しかった、というよりも、
あなた自身が《楽しめる状態》に
ちゃんとなっていたからです。
がんばって楽しもうとするよりも、
心は開いているのか、
開いていないのなら、なぜ開いていないのか、
リラックスできているか、
できていないのなら理由は何か。
そういうこと抜きに、
楽しむことはできないと思います。
あ、でも緊張しているときは、
難しいこと抜きに、
「さあ、楽しもう!」
と開き直ったほうが、
あんがい緊張せずに楽しめるものです。
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