ガルシアです。
よく本やセミナーなどで、
「直感を信じましょう」と言われます。
「最初は少々不安でも、勇気をもって、
思い切って直感の声に従ってみましょう」と。
ほんとうにそうなのでしょうか。
先日のブログにも書いたように、
《悩んでいる》ということは、
《正解を探している》という状態のことです。
この状態のまま、直感を信じても、
あなたが望む結果は得られません。
今の時点での直感は、
あなたに《正しい答え》を
教えてくれているわけではありません。
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悩んでいる、ということは、
まだ正解を探している、ということ。
直感を信じるのは不安だ、ということは、
あなたの直感は、
まだ、信じられるほどの確信がある感覚ではない、ということ。
それはつまり、直感がまだ未発達だということ。
その部分のジャンルに弱い、ということ。
まだセンサーが敏感で正確ではない、ということ。
そんな《まだ正確ではないもの》を頼っても、
今のあなたにとっての《適切な答え》なんて
得られるはずがありません。
「ちょっと不安だけど、直感を信じてみよう」
と思っている、ということは、
あなたの直感は、まだ、
信じられるほどのハッキリとした感覚ではない、
その程度の感覚だ、ということ。
不安を感じるようなあいまいさがある、ということ。
それは、その状況やそのジャンルにおいて、
あなたの好みがまだあいまいだからです。
潜在意識に十分なインプットが無く、
明確な答えがまだ出せていないからです。
そんなあいまいなものを、
一時の勢いやテンションだけで
無理やり信じようとしても、
《なりたいあなた》や
《得たい結果》にはたどり着けません。
今のあなたの直感が、
信じられる程の感覚になっていないのなら、
「勇気を持って直感を信じてみよう」
という言葉に踊らされてはいけません。
それで、たとえとんでもないことになっても、
その人が責任を取ってくれるわけでは無いのです。
「どう考えても、そうとしか思えない」
「やったことは無いけれど、やらずにはいられない」
「心がムズムズして、なぜかそっちにばかり行こうとしてしまう」
「頭で考えたら無謀だとは思うんだけど、
どうもやりたくてしかたがない」
という感覚にまで直感が育っているのなら、
あなたは誰に言われなくても、
その直感に従ってしまうはずです。
あなたが直感を《まだ》信じられないのなら、
その「まだ信じられない。。」
という直感は《正しい》のです。
信じるべきはそっちの
「そうとしか思えない」《直感》です。
信じられない直感は、
信じなくていいし、
「そうとしか思えない」直感は
つい信じてしまうのです。
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