ガルシアです。
よく「人は褒めて伸ばしなさい」と言われます。
もちろん人間はそんなに単純ではありませんから、
ただ褒めれば伸びる、というものでもありません。
それでも、昔からこう言われるのには
それなりにちゃんとした理由があります。
今日は一般的に言われている理由とは
少し違う角度から書いてみます。
うまくいったことや、
誰かに喜んでもらえた時に、
褒められると、
人は《快》を感じます。
《快》を感じる、ということは、
その瞬間、幸せを感じている、ということです。
褒められることが多いと、
《快》を感じることも多くなります。
つまり、褒められることが多いと、
人は幸せを感じることが多くなります。
この繰り返しによって、
人は無意識のうちに、
「どうすれば自分が幸せを感じられるのか」
を学習していきます。
反対に、改善点ばかりを指摘されて、
いつも怒られてばかりだと、
《不快》を感じます。
《不快》を感じている、ということは、
その瞬間《嫌な感じ》《不幸》を味わっている、
ということです。
だから、怒られることが多いと、
《不快》を感じることも多くなり、
いつも嫌な思いをしていることに
なってしまいます。
この繰り返しによって人は、
無意識のうちに、
「どうすれば嫌な目に会わずに済むのか」
を学習するようになります。
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アイデンティティーとは、
自分で自分のことをどう思っているのか、
ということです。
つまりこれが《セルフイメージ》です。
《快》や《幸せ》をたくさん感じている人、
というセルフイメージと、
《不快》《嫌な思い》をたくさん感じている人、
というセルフイメージでは、
アイデンティティーは当然違います。
人は幸せになるために生きています。
《快》をたくさん感じてきた人は、
どうすれば自分が
《幸せ》になれるのかを知っています。
《不快》をたくさん感じてきた人は、
どうすれば自分が
《不幸》になってしまうのかを知っています。
100%褒められ続けた人もいないように、
100%怒られ続けた人もいないはずです。
だから、それぞれのバランス次第で、
その人のアイデンティティーが
作られています。
たくさん褒められてきた人は、
「どうすれば幸せになれるのか」
つまり、
「どうすれば出来るんだろう」とか
「どうすれば手に入れられるだろう」
「どうすれば達成できるだろう」と、
《どうすれば未来の自分になれるのか》
を考えます。
たくさん怒られてきた人は、
「どうすれば不幸にならずに済むのか」
つまり、
「どうすれば失敗しなくて済むだろう」とか
「どうすれば失わずに済むだろうか」
「どうすれば嫌な目に会わずに済むだろうか」と、
「嫌な目に会いたくないからやめておこう」つまり、
《どうすればその自分にならずに済むか》
を考えてしまいます。
その思考の違いが、
判断の違いを生み、
行動の違いを生み、
その行動の違いが、
結果の違いを生んでしまいます。
ほめて伸ばす、というのは
その人のご機嫌を取ることではありません。
どうすれば幸せになれるのか、
を伝えていく作業なのです。
注意や改善点ばかり指摘していると、
どんどん、
「どうすれば嫌な目に会わずに済むか」
ばかりを考える人になってしまいます。
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