ガルシアです。
昨日に続き、古神道と
潜在意識の原則の共通点について書いてみます。
いろんな本で書かれているので、
もうご存知の方も多いと思いますが、
潜在意識は否定形を認識できません。
つまりあなたがどんなに嫌がったとしても、
潜在意識はその嫌がったイメージを受け取ってしまいます。
あなたがたとえどんなに一生懸命
「〇〇ではないもの」というイメージをしたとしても、
潜在意識に届けられているイメージは〇〇のイメージに
なってしまいます。
ということは、〇〇のことをなんとかしようと
すればするほど、〇〇のイメージが
潜在意識に届けられてしまう、ということです。
問題解決型の思考というのは、
西洋から入ってきたものです。
問題点を洗い出し、
そこを何とかしようとする。
方法論的にはなにも間違っていないような気がしますが、
潜在意識の原則に照らし合わせれば、
問題点をなんとかしようとすればするほど、
その《問題のある状態》のイメージが
潜在意識に届けられてしまいます。
大切なことは、
今のあなたにとっての悩みや不快を
なんとかしようとしない、
問題視しない、ということです。
治そうとする点を考えないようにすることは、
じつはとても難しいことです。
なにかを考えないようにするためには、
ほかのことに気を取られる以外に
方法はありません。
古神道では、つねに清浄である、ということを
とても大切にしています。
つねに清浄を保つ。
つねに快適さを保つ。
つねに明るく朗らかで天晴れであろうとする。
穢れること、汚れることを《悪い》ことだとせずに、
つねに《禊払い》をして、
つねに新しい状態、
きれいな状態であろうとします。
現状に問題があるのではなく、
すべては自然ながらのことだという考え方です。
大切なことは、あくまでもつねに清浄であるかどうか、であって、
汚くないかどうか、ではありません。
つねにスッキリした、心地よい状態を保つことが出来たら、
汚れていることは《悪いこと》ではなく、
自然に起きる、ただの《状態》だということです。
あなたにとってのあなたを幸せにすることはなんなのか。
あなたにとっての心地よさとは。
そこに集中することこそが、
あなたにとっての幸せであり、
《現状》を問題にしてしまう考え方からの脱出の第一歩になるのです。
だから。
このブログでも何度も書いていることですが、
《快に集中する》というのが、
《不快》のイメージを潜在意識に届けない
唯一の方法なのです。
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