ガルシアです。
あなたが住んでいる世界はあなたが作り出したもの。
とよく言われます。
もちろんこれはほんとうのことですが、
でも誤解されている部分もあります。
あなたが住んでいる世界は
たしかにあなた自身が作り出したものですが、
かといって、あなたが世界を作っているわけではありません。
ちょっとややこしいので少し解説してみます。
「世界はあなたが作り出している、
でも、あなたが世界を作っているわけではない」
というのは、
たとえば、どこかで戦争が起きているのを
あなたがニュースで見たとします。
それを見てあなたが、
「なんてひどい世界に俺たちは住んでいるんだ・・」
と感じたとしたら、
その《ひどい世界》というのは、
あなたが感じたあなただけの《世界観》です。
もちろん《ひどい》というあなたの感想に
同調してくれる人は多いでしょうが、
厳密に言えば、その感覚は
あなただけのオリジナルな感覚であり、
ほかの人とは微妙にどこかが違うはずです。
そういう意味では、すべての人は
ひとりひとり全部違う、
オリジナルな世界に住んでいます。
あなたの身の回りにおきるすべての事柄に、
あなたの世界観が反映されています。
あなたが世界をどう感じているのか、というのが
そのまま、あなたの住む世界を作り出しています。
でも、もちろんその戦争は
あなたが起こしたものではありません。
そういう意味では、
あなたが世界を作っているわけでは無い、
とも言えるのです。
もちろん、そこに対して責任を感じたり、
関心を持つのか持たないのか、どうありたいのか、
どんな自分でいたいのか、という問題はありますが、
その話は今日の本題とはズレてしまうので、
今日は割愛します。
世界で起きている客観的な事実は
あなたが作り出したものではありませんが、
あなたが住んでいる世界に対する感想は
あなた個人が作り出したものです。
でも、「あなたが世界を作っている」
という解釈を間違えてしまうと、
世の中の、あなたとは直接関係の無いことでも
あたかも潜在意識を使えば起こせてしまう、
かのような錯覚を起こしてしまいます。
あなたの住んでいる世界では、
たしかに世界はあなたが作り出し、
あなたを中心に世界は回っています。
でも、それは、その他のすべての人にも
同じように当てはまることなのです。
あなたとは直接関係が無いようなことでさえ
世界をあなたが作り出してしまえるのなら、
逆にあなたの人生もまた、
あなたの知らない、ほかの誰かの潜在意識によって、
勝手にコントロールされてしまう、
ということになってしまいます。
でも、そんなことは起きないのです。
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