ガルシアです。
ちょっと気になる記事があったので紹介します。
これFBにも書いたのですが、
言語能力がどうやって発達するのか、
ということの根本を見誤ると、
たいへんなことになってしまいます。
世界中の人は、それぞれに【母国語】を持っています。
ぼくらがふだん何気なく使っている【日本語】もそうですが、
書いたり読んだり、だけではなく、
ものを考えているときも、
頭の中はみんな【母国語】で考えています。
母国語、というのはOSなんです。
なにをそこにインストールするのか、
という違いはあっても、
思考の基準は【母国語】というOSを使うことになります。
あとで獲得した言語で、あたらしい概念を理解できるのは、
あくまでも母国語の豊かさがあったから、です。
日本語、というのはとても豊かな言語です。
英語に匹敵する、いやそれ以上の語彙があります。
英語が世界中に広がっている、ということは
世界中の人の思考をカバーできるだけの語彙が
英語にはある、ということです。
日本語はその英語に匹敵するほどの語彙を持っています。
明治維新後、ほとんどの英語を漢字に変換することで、
日本語はその数を爆発的に増やしてきました。
だからこそ、日本語を習得している、というのは
他の語彙数がもっと少ない言語を母国語にもつ人々よりも、
じつはとても有利なのです。
どこの言語でも構わないのですが、
母国語でものをしっかり考える、
という能力が無ければ、
いくら外国語を勉強しても、
貧相なものしか表現することはできません。
どんな言語を駆使しても、
その人が表現できる内容は、
【その人の頭の中の豊かさ】を越えられないからです。
脳をどの言語を使って発達させるのか、
というのは、この記事の本題ではありません。
それはまた別の話です。
でも、どんな言語でも、
【なにかを考えるチカラ】ということを考えたら、
まずは【国語力】を鍛えることが、
その後のすべての能力を発達させることよりも
最優先だと思います。
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