ガルシアです。
最近の連載を最初から読む方はこちらからどうぞ。
ここ何日かはMUSTとWANTSの関係について連載しています。
まだの方はこのあたりからどうぞ。
結局ぼくらは好みがハッキリしないときだけ悩んでいるわけですが、
「好みがハッキリしていない」ということが原因であるにもかかわらず、
悩んだときには、
「どうすれば良いのだろう」と、
ついつい「良し悪し」や正解を求めてしまいます。
そして、そういった「正誤」「善悪」「良し悪し」という
判断基準や、考え方のクセ、概念が、
正解=「ねばならない」
不正解=「であるべきでは無い」
という、常に正解であろうとする思考回路、つまりMUSTを生み出しています。
MUST=「ねばならない」
これが【あるべき自分】像を生み出し、
「そうするべき」「そうなるべき」という考え方を生み出しています。
それに対してWANTSは
「なりたい自分」「なりたくてたまらない自分」を生み出し、
昨日の記事にも書いたように、
なりたいから、行きたいから、
どうすれば早くたどり着けるのか、
その方法を知りたくなる、探してしまう。
見つけたら早く使ってみたくなる。
㉙MUSTでは、あなたはこれまでモチベーションを長く保つことはできなかったはずです。 - ワクワクで行こう♪
どうしても欲しいからがんばって貯金する。
強くなりたいから一生懸命練習する。
子どものころから、あなたはそうやって
欲しい自分を手に入れようとしてきたはずなのです。
㉙MUSTでは、あなたはこれまでモチベーションを長く保つことはできなかったはずです。 - ワクワクで行こう♪
という状態を作り出すのです。
MUST、つまり「なるべき自分」という考え方は、
「あなたはこれを目指すべき」というクロージングにとても弱く、
そういった本やセミナーを次々と受講する原因になってしまいます。
そして、そういう正解を求める判断基準は、
「間違えたくないから」
「それを目指すのが正解だから」
「自分の選択は間違っていなかった」
という【自分の選択を正当化しようとする思考】を生み出してしまいます。
間違えるのが嫌だからこそ、
自分の選択は「無駄だった」と認めるわけにはいかないのです。
それを認めてしまうと、
自分の選択が間違っていたことを認めてしまうことになるからです。
これについてはこちらの記事でも書いています。
「せっかく習ったのに」
「せっかくお金も時間も掛けたのに」
習ったセミナーは間違っていない。
本に書いてあることも間違っていない。
自分の選択も間違っていない。
だとするならば、落としどころは、
「それを習慣化できていないわたしが怠け者だから」
しか、無いのです。
そうすれば、すべてつじつまが合うのです。
つじつまは合うけれど、
「だからわたしはダメなんだ」になってしまいます。
そしてそれがあなたのセルフイメージになってしまいます。
正しいか、間違っているか、
良いか、悪いか。
MUSTという概念があると、上記のプロセスをたどって、
「だからわたしはダメなんだ」
「わたしが怠け者だから」
というセルフイメージを作り出してしまいます。
自分の選択は間違っていなかった、という結果を手に入れるために、
セルフイメージが残念な結果になってしまうのです。
わたしたちはたとえどんな時にでも、
絶対に「セルフイメージどおりの結果」を出そうとします。
言い換えると、
セルフイメージはたとえどんな手段を使ってでも、
自分が正しいことを証明しようとする、
つまり「わたしは〇〇である」を証明しようとする、ということです。
じつはこのしくみが、いじめやDVや依存症の問題を引き起こしているのです。
この話は、のちにコミュニケーションをテーマとした部分で、
言及できれば書いてみたいと思います。
今日は長くなったので、このへんで終わりにします。
明日はテンションとモチベーションの違いについて書いてみます。
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