3月号のナショナル・ジオグラフィックにちょっと面白い記事がありましたので、
かなり長いですが少しずつ引用してご紹介したいと思います。
ここでは僕の主観や内容に関する個人的な意見は特に述べません。
でも常に広い視野をもって多角的な検証を行い、
理性を持ってそれまでの常識をちゃんと疑うこと。
これこそがまさに科学なのだと思っています。
自分が視野狭窄にハマっていないか。
それこそをまさに常に疑うべきだと思っています。
【科学を疑う】
科学に対する懐疑主義が勢いを増し、
賛否が二極化する風潮にある現代。
教養のある人々でさえ、科学的根拠に
裏づけされた理論を疑うのはなぜか?
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スタンリー・キューブリック監督のシニカルなコメディ映画
「博士の異常な愛情」に、こんなシーンがあった。
独断でソ連への核攻撃を命じた米軍のジャック・D・リッパー将軍が、
不安におびえる英国空軍のライオネル・マンドレイク大佐に、
自分が「蒸留水か雨水、または純粋なアルコール」しか飲まない理由を説明するのである。
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「水道水へのフッ素添加は、あくどい共産主義者が考え出した、かつてないほど危険な陰謀であることを知っているかね?」
この映画が公開された1964年の時点で、フッ素添加の健康効果はほぼ常識となり、反対派が唱える"陰謀説”はコメディーのネタにされていたのだ。
ところが半世紀たった今もなお、フッ素添加は根拠のない恐れと不安を人々に与えている。
オレゴン州ポートランドは、米国の大都市にしては珍しく、今も水道水にフッ素を添加していない。2013年には地元当局によるフッ素添加の計画を住民たちが阻止した。水道水に「化学物質」を添加すると、健康が損なわれかねないというのが、反対派の主張だった。
だが実際は、フッ素は自然界に存在する元素だ。水道水にごく微量のフッ素化合物を添加すると、歯のエナメル質が強化され、虫歯の予防になる。これは科学者や医師も認める一つのコンセンサスとなっている。
だがポートランドの一部の住民は、世界中のフッ素添加反対派と同様にこう答える―― 「あなたたちのいう事は信じない」
今の時代、フッ素やワクチンの安全性から気候変動の真偽に至る、あらゆる科学的知識が反論にさらされる。時には組織的な反対運動が展開され、しばしば議論は炎上する。懐疑論者たちは独自の情報源や研究成果の解釈に力を得て、専門家たちのコンセンサスに戦いを挑んできた。近年では書籍や論文、学会などでこの風潮がさかんに論じられ、科学への疑い自体が定番のジョークになっているほどだ。
たとえば近未来の米国を描いた最近のSF映画『インターステラー』では、NASAが地下潜伏を余儀なくされ、学校の教科書にはアポロ11号の月面着陸は捏造だったと書かれている。
とはいえ、科学への疑念が生じるのは無理もないことかもしれない。私たちの日々の暮らしにはかつてないほど科学技術が浸透している。大半の人にとって、この新しい世界は快適で、便利そのものだ。しかし同時に複雑で、時に不安をかき立てることもある。
私たちは今、容易に分析できないリスクと向き合っているのだ。
たとえば遺伝子組み換え農産物を含む食品は食べても安全と見なされるが、それは安全ではないという証拠がないからだ。実験室で選択的に行う遺伝子組み換えが、伝統的な品種改良で遺伝子を丸ごと改変するより危険だと信じるべき理由もない。だが一部の人々には、ある生物の遺伝子を別種の生物に組み込むという発想自体が狂気じみたものに見えるのだろう。
世界は現実の危機と想像上の危険に満ちている。だが両者を見分けるのは容易ではない。たとえば、体液との接触で感染するエボラウイルスが、空気感染するスーパーウイルスに変異することを、私たちは恐れるべきだろうか?
その危険はほとんどないというのが、科学界のコンセンサスだ。人体への感染様式そのものを変化させたウイルスの例は過去になく、エボラの最新の菌株がほかのウイルスとは違うと考える根拠もない。
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1925年、進化論を唱えた高校教師ジョン・スコープスが米国テネシー州で裁判にかけられた。
進化論を抜きに現代の生物学は成立しないが、米国の宗教活動家は、生物学の授業で創造論も教えるように要求し続けている。個人の信念とぶつかったとき、科学はたいてい負けてしまう。
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でもね。。この文章ネット上の記事じゃなくて本だから俺がカタカタ手打ちしているわけですよ。。。
てことでちょっと手が疲れたので今日はこの辺で。
続きはまた明日にでも。
たぶんしばらく続くな、これ。。(^_^;)
いつもの記事はちょっと待っててくださいね♪
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