ガルシアです。
最近の連載が初めての方はこちらからどうぞ。
ちなみに「セルフイメージを上げよう」とか
「高いセルフイメージを持とう」と言われているのは、
【セルフイメージ】という概念の中の、
【自己評価】という極めて狭い範囲の
概念だけを指していると思われます。
本来は、あなたという人間の中の、
非常に狭い、ごく一部分だけを指しているはずの言葉が、
【セルフイメージ】という言葉を使ったとたんに、
あたかも「あなた」という人間の
すべてを指しているかのような
印象を与えてしまいます。
でも昨日も書いたように、セルフイメージの定義は
「あなたが思い込んでいる
あなたに関することのすべて」です。
それを意識的に上げたり下げたり、
高くすることなんて、出来るはずがありません。
「自己評価を上げましょう」
「自己評価を高く持ちましょう」
まるでそうすることが良いことであるかのような、
そう出来ないのは悪いことであるかのような
印象を持ってしまいます。
賛同はしませんが、言っている意味は理解出来ます。
でもそれが「セルフイメージ」と言い換えられただけで、
まるで「あなた」という人間のすべてが、
「低いのはダメです」と、
否定されたかのような印象を、あなたに与えてしまうのです。
良いか悪いか、正しいか間違っているか、ということと
感情との関係については、
もっとあとの回で書いてみたいと思いますので、
今は割愛します。
話をもどします。
そもそもコントロールできないあなたの感情によって、
これまで無意識のうちに潜在意識に伝わってきたものが
何十年にもわたり蓄積して出来たもの。
それがあなたのセルフイメージの正体なのだとすれば、
その、無意識に積み重ねられてきたあなたの思い込みを、
あなたの意思などで変えられるはずがありません。
あなた自身の自己評価という部分も含め、
あなたのセルフイメージが、
これまで無意識のうちに蓄積されてきたもので出来ているのなら、
あなたが体験してきた過去そのものである、
セルフイメージは「今の時点では」変えようがないのです。
それよりも、今後、これから先、
あなたの潜在意識にどんなものを積み重ねていくのか、
いつ、どんなイメージがあなたの潜在意識に届いているのか、
あなたはどんなイメージを潜在意識に伝えたいのか。
それをあなたが意識することで
あなたのセルフイメージは、
たった今、この瞬間から作り変えていけるはずです。
大切なことはあなたの現在地ではなく、
「どこへ行きたいのか」
そして、
「どうすればそこへ行けるのか」
この二つだけです。
「あなたがなぜここにいるのか」は
どうでもいいことなのです。
明日は、潜在意識の中の記憶や過去のトラウマを書き換える、
ということについて書いてみたいと思います。
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