ガルシアです。
あなたの感情は、
あなたの意志とは無関係に、
ふいに湧いてくるもの。
我慢しようと思っていても、
我慢できずに湧いてくるもの。
感じようと思っていても、
感じられないものはしかたがない。
あなたが《そう》感じたものは
コントロールできません。
そう感じてしまうのが、
あなたの感性だから。
その感受性があなたの特徴だから。
あなたの感情が湧いたとき、
そのイメージは潜在意識に届けられています。
感情がともなった時、
潜在意識にはそのイメージが届けられています。
無理に美味しいと思うことができないように、
無理に綺麗だと思うことができないように、
あなたの感情が湧かないものに、
無理に感情を湧かせることはできません。
わざわざ強く願わなければ
いけないようなイメージを
潜在意識に届けることなんて、
できないのです。
感情がともなうと、
そのイメージは潜在意識に届けられます。
だからこそ、
どんな時にどんなものに感情が湧いて、
その時になにをイメージしているのか、
つまりどんなイメージが
潜在意識に伝わっているのか
を把握することが大切です。
今の状況や環境に不満を抱き、
他の状況や環境を望むとき、
人は現状を改善しようとします。
今の状況を改善しようとするときに、
「あるものを無くそう」として
【無い状態をイメージしよう】とすると
人は《あるもの》を意識し、
あるものをイメージしてしまいます。
そしてそこに不満や不快な感情が湧いてしまえば、
潜在意識に届けられるのは、
《あるもの》のイメージになってしまいます。
今の状況を改善しようとするときに、
「ないものをある状態にしよう」とすると
人は《ある状態》を意識し、
あるものをイメージします。
その望ましい状態に快適な感情が湧けば、
潜在意識には、
《あるもの》のイメージが届けられます。
同じ改善をすることでも、
今あるものを意識せずに
《無い状態》をイメージすることは難しいけれど、
今はないものが《ある》という状態を
イメージすることはできるはずです。
潜在意識にあなたの望むイメージを
届けたいのなら、
今ある《無くしたいもの》ではなく、
未来に《無い》ものでもなく、
《望む状態になった時に未来に存在するもの》
だけをイメージすることが
あなたの潜在意識に
あなたの望みを的確に伝えるやり方です。
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