ガルシアです。
嫌われたくないのは、
好かれたいからではありません。
嫌われたくないのは、
嫌な思いをしたくないからです。
好かれたいのは、
心地よくなりたいからです。
心地よくなりたいことと、
嫌な思いをしたくないことは、
同じことではありません。
ぜんぜん別のことです。
嫌われたくないのは、
嫌われてはいけない、という
思い込みがあるからです。
好かれなければいけない、
という強迫観念があるからです。
なぜなら人から好かれることでしか、
自分に価値を感じられないからです。
人から好かれることで、
初めて自分に価値を感じられるからです。
人から好かれていなければ、
自分に価値を感じることが
できないからです。
人から好かれていなければ、
自分には価値が無い、愛されない、
尊敬されない、認められない、
という思い込みがあるからです。
その思い込みがその人のセルフイメージです。
デフォルトのセルフイメージが、
「わたしには愛される価値が無い」
というセルフイメージですから、
もしも人から愛されてしまったら、
無意識のうちに「そんなはずはない」と
愛されているはずがないことを
どんなことをしてでも証明しようとします。
あいてが愛想を尽かすまで、
あいての愛情を試し続けます。
愛されているはずがない、と
あいての愛情を疑い続けます。
そうやって、あいてが根負けすると、
「ほらやっぱりわたしのことなんか
愛してなかったんだ」という
思い通りの結果を手に入れます。
そうやって人は
自分のセルフイメージが正しいことを
どんなことをしてでも
証明しようとするのです。
嫌われたくないからこそ
人の顔色を窺ってしまうのは、
好かれたいからではなく、
好かれていなければ、価値が無い、
ダメだから、というMUSTがあるからです。
でも「愛されるはずがない」
という思い込みが強ければ強いほど、
得られるはずの無い愛情を
誰よりも強く求めてしまいます。
そしてやっと愛情が得られた時には
「絶対にそんなはずがない」
ということを必ず証明しようとしてしまいます。
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