ガルシアです。
他人から認められたい、
褒められたい、愛されたい、
尊敬されたい、という願望を、
承認欲求と呼び、
それは誰にでもあるもので、
人間に元々備わっているものだ、
というのが心理学での常識です。
でも、ほんとうに誰にでも
そんな欲求があるのでしょうか。
小さな子どもは褒められると喜びますが、
あれは《褒められた》ということを、
喜んでいるのであって、
欲求が満たされた感じには見えません。
欲求が満たされる、とは、
まさに《欲しているもの》が
手に入った、
足りないものが満たされた、
ということです。
人から褒められると嬉しくなるのは、
そのことが嬉しかったからであり、
もらったものに対して、
あなたが喜びを感じたからです。
決して足りないと思っていたり、
元々欲していたものが、
満たされたからではないはずです。
欲しいなと思っていたものが
与えられたということは、
欲求や渇望感が満たされた、ということです。
マイナス分が穴埋めされた、的な。
もらえて嬉しかったのは、
与えられたものに対して、
あなたが喜びを感じた、ということです。
思わぬプラスに喜んだ、的な。
この二つはじつは真逆の感性なのです。
もしも、あなたの心の中に
「わたしは人から認められていない」
「わたしなんかが愛されるはずが無い」
「人から尊敬される価値など無い」
というコンプレックス、
つまり劣等感があると、
それをなんとか穴埋めしたくて、
「ほんとうはもっと認めてほしい」
「もっと愛して欲しい」
「もっと尊敬して欲しい」
という強い欲求が発生してしまいます。
ほんとうは愛が欲しくてたまらないのに、
ほんとうは認めて欲しくて、
尊敬されたくて、
褒められたくてたまらないのに、
現実にはぜんぜんもらえていない。
(と思い込んでいるだけで、
実際はもらえているのですが・・)
自分には受け取る価値も、
もらう価値も無い。
そういったコンプレックス、
つまり《劣等感》があると、
「もらえていない!」という
強い渇望感が発生し、
「欲しい!」という強い欲求が
発生してしまいます。
そうやっていつの間にか、
自分自身のことを
《もらえていない人》
と定義づけてしまうと、
その人のセルフイメージは、
「わたしはもらえていない人」
になってしまいます。
そのセルフイメージこそが、
「人に認めてもらいたい」
というニーズを生み出している原因であり、
これは生まれながらに
誰でも持っているようなものではありません。
子どもの頃は、
褒められたら「嬉しい」
と感じる感受性を持っているだけです。
満たされたい欲求があるのではなく、
もらえて嬉しいと感じる感受性があるだけです。
でもわたしたちが大人になるにつれ、
知らず知らずのうちに育ててしまった、
コンプレックスつまり欠乏感や渇望感が
「認められたい」というニーズを
発生させてしまいます。
もらえていない、持っていない、
ふさわしくない、価値が無い、
というセルフイメージが形成されたからこそ、
渇望感や強い欲求というニーズが発生するのです。
あなたがもしもこれから、
もらえた時の喜びだけを、
十分に感じることができたなら、
あなたのセルフイメージはやがて
「わたしはもらえている人」
に徐々に変化していくはずです。
そうなった時に、
あなたのコンプレックスも欠乏感も
飢餓感も欲求も、
今とは比べられないほどに、
小さくなっているはずです。
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