ガルシアです。
先日のDX生限定復習会の中でも
出てきた話ですが、
昨日のブログの内容ともリンクするので
少し書いてみます。
昨日のブログはこちら
夢や目標設定というのは、
そもそも、あなたがそこに行きたいから
設定したものであって、
誰かに言われて無理やり決めたりするような
ものでは無いはずです。
夢や目標を明確にしよう、
明確にしなければ夢は叶わない、
とよく言われています。
なぜなら、成功した人は夢が明確だった、
あなたはまだ成功していない、
そして夢や目標が明確ではない、
だからまだ成功していないのだ、
成功するためにはまず、
夢や目標を明確にするべきだ、と。
始めて聞くと「たしかにそうかも」
と思わされるような単純な三段論法ですが、
このロジックは、
人が夢や目標に向かっていくときの
しくみを根本的に間違えています。
ものすごく単純な話をします。
行きたい場所が明確だったから、
そこにたどり着くことができた。
そこまでは当然です。
行きたい場所も分からないのでは、
どこにもたどり着くことができません。
ということは、
夢や目標が明確になっていない、というのは
行きたい場所がまだハッキリしていない、
決まっていない、ということです。
ただそれだけのことです。
そして、夢や目標が無いことに、
良し悪しも正しいも間違いもありません。
行きたい場所が決まっていない、
という、ただそれだけのことです。
その状態は良くない、悪い、
なんとかしなければいけない、
というのは思い込みであり洗脳です。
まだ決まっていない、ということは
そこまで「行きたい！」と思える場所が、
まだ存在していない、ということです。
それをセミナーに出て、
頭で考えて無理にでも作れば、
行きたくなって、
たどり着けるのでしょうか。
行きたい場所にたどり着いた人は、
夢や目標を明確にしたから
たどり着いたわけではありません。
順番が逆です。
どうしてもそこに行きたくてたまらないから、
夢や目標が明確になってしまったのです。
ディズニーランドに行く、という目標を
明確にしたから行きたくなって
たどり着いたのでしょうか。
そうではなく、
ディズニーランドに行きたい、
という願望があったから、
目標が《明確になってしまった》のです。
目標を決めたから、夢を作ったから
そしてそれを明確にしたから、
そこへたどり着いたのではなく、
「どうしてもそこへ行きたい」
という願望が強かったからこそ、
そのことを知りたくて調べていくうちに、
いつの間にかそのことに詳しくなって、
明確になってしまったのです。
明確に《なってもいない》目標を、
ノウハウで明確に《した》ところで、
そこへ行きたくはなりません。
明確になっていないのは、
そこまでの情熱を感じる夢が、
まだ今は見つかっていないからです。
そしてまだ今は見つかっていないからと言って、
ノウハウであなたの情熱を
大きくすることもできません。
目標とは明確にするものではなく、
明確になってしまうものだからです。
夢や目標が明確になっていないことが原因では無く、
夢や目標が明確になっていない状態を、
「良くない」ことだと決めつけて
改善しなければいけない、
と思ってしまっていることが、
そもそものボタンの掛け違いなのです。
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