ガルシアです。
先日こんな記事を書きました。
こういう記事を書くと、
「じゃあ、無理やりヤル気に
ならないほうがいいんですか？」
と聞かれることがあります。
でも上の記事に書いたのは、
モチベーションとテンションの違いや、
わざわざヤル気にならないとやる気がしない、
ということはそんなにやりたくないこと、
という内容であって、
ヤル気そのものの良し悪しや善悪を
書いているわけではありません。
そもそもヤル気になるかならないか、
ということに良いも悪いもありません。
ヤル気になるのが良くないとか、
ヤル気になっていないのはダメだとか、
そういう話では無いのです。
それでもつい、無理やりでも
ヤル気になろうとしてしまいます。
なぜそんなことをしてしまうのかというと、
「ヤル気にならなきゃダメだ」
と思っているからです。
ヤル気がないことは、
ダメなことなんだ、
ヤル気が無い自分は、
ダメなんだ、と思っているからです。
目標設定やタスクなどを目の前にして、
わたしたちはついつい無理やり
ヤル気になろうとしてしまいます。
そして、ヤル気になれない自分を、
ダメだなぁ、と思ったりします。
でも先日の記事でも書いたように、
そもそもあなたのモチベーションが
湧かないようなものに対して、
ヤル気なんて出るはずがないのです。
もしもあなたが、
目標を達成するためには、
ヤル気が必要だ、
そしてヤル気はがんばって出すものだ、
と思っているとしたら、
目標を達成するまでは、
やりたくないことに対して、
無理やりがんばって
ヤル気を出し続けなければいけない、
ということになってしまいます。
だとすると、目標を達成するまでは、
ずっと大変で苦しい思いが続く、
ということになってしまいます。
あなたは幸せになるために、
その目標に向かっているはずです。
あなたが幸せになれるからこそ、
そこがあなたの目標になったはずです。
だとしたら、
幸せに近づいていくプロセスが、
ずっと苦しいはずがありません。
大変なことがあったとしても、
多少の苦労は当然あるにしても、
幸せに近づいていくのですから、
そのプロセスはもっと喜びに
満ちているはずなのです。
もしもがんばってヤル気にならなければ
夢は叶わないのだとしたら、
私たちは永遠に【やりたくもない事】に
一生懸命ヤル気になり続けなければ
夢が叶わない、ということになってしまいます。
そもそもそこに向かいたいと願ったのは
あなたなのです。
その願いがあなたの頭からではなく、
あなたの心から湧き出たものなら、
そこへ向かうプロセスに対して、
ヤル気が出ない、
なんてことになるはずがありません。
ヤル気にならなきゃ夢が叶わない、
ではなく、
ヤル気も湧かないような夢なんて、
叶うはずがないのです。
好きなことに夢中になって、
やりたくてたまらなくなって、
ヤル気に満ちている人と、
無理やりヤル気を出そうとしている人では、
どちらが先に目標にたどり着くのかは、
言うまでもありません。
目標を達成する、
憧れの自分になる、
夢に向かうのは、
無理にモチベーションを上げて、
無理やりヤル気になって、
嫌々向かうようなものではないはずです。
明日もちょっと書いてみます。
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